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各賞と受賞者

功績賞

功績賞は、地震工学および地震防災研究の進歩・発展に顕著な功績があると認められた個人または団体に授与されます。

受賞者

受賞年度 受賞業績名/業績発表論文 受賞者(敬称略) 備考
2023年 建築物・都市・社会の減災ならびに地震工学の発展と普及に対する貢献 福和 伸夫 (名古屋大学名誉教授)
地震工学・社会基盤施設防災に関する研究・教育および地震被害調査や防災教育等の国際活動の展開・発展に対する貢献 清野 純史(京都大学名誉教授)
地震工学・地震防災に関わる強震観測および研究・実務の進歩・発展に対する貢献 関西地震観測研究協議会
2022年 地震被害調査に基づく地震工学および地震防災研究の進歩・発展に対する貢献 小長井 一男 (東京大学名誉教授)
地震工学の研究・教育活動や研究成果の応用による同分野の発展に対する貢献 源栄 正人(東北大学名誉教授)
2021年 鉄筋コンクリート造建築物の耐震構造工学および都市構造物の地震時脆弱性評価を中心とした幅広い研究・教育に対する貢献 久保哲夫 (東京大学 名誉教授)
液状化地盤の非線形解析技術に関する研究・教育と研究成果の応用による同分野の発展に対する貢献 吉田 望(東北学院大学 名誉教授)
2020年 地震工学・地震防災に関する研究・教育の発展に対する貢献 北川良和(元慶應義塾大学教授)
地震時における地盤災害の予測・対策技術の研究・開発に対する貢献 國生剛治(中央大学名誉教授)
2019年 地震工学および地震防災研究の進歩・発展に対する貢献 安田 進(東京電機大学名誉教授)
地震工学の研究・教育と研究成果の応用による同分野の発展に対する貢献 翠川三郎(東京工業大学名誉教授)
2018年 建築物の耐震性能評価手法および耐震化技術の発展に対する貢献 芳村 学(首都大学東京名誉教授)
ダムを始めとする土木構造物の地震時挙動の解明とその耐震性向上及び防災技術・教育の発展に対する貢献 大町達夫 (東京工業大学名誉教授)
2017年 地震工学分野での研究・教育への貢献 川島一彦(東京工業大学名誉教授)
建築物の性能に基づく耐震設計法の発展に対する貢献 小谷俊介(東京大学名誉教授)
2016年 地震工学分野での実務・研究・教育への貢献 濱田政則(早稲田大学名誉教授)
世界最大の3次元振動台の整備と運用による地震工学および地震防災の進歩と発展に対する貢献 国立研究開発法人防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センター
2015年 ライフライン地震防災に関する研究および国際協力に関する長年の貢献 片山恒雄(東京大学名誉教授)
機械系構造物および設備の耐震技術の高度化に対する貢献 鈴木浩平(首都大学東京名誉教授)
2014年 強震動予測の標準化手法(レシピ)の開発 入倉孝次郎(京都大学名誉教授)
長年にわたる建築物の強震観測の実施とデータ公開ならびに国際地震工学研修の実施による国内外の地震工学および地震防災の進歩と発展に対する貢献 国立研究開発法人建築研究所
2013年 全国統一基準による地形・地盤分類250mメッシュマップの構築と提供 若松加寿江(関東学院大学教授)
松岡昌志(東京工業大学准教授)
超高密度リアルタイム地震防災システム「SUPREME」の開発と運用 東京ガス株式会社
2012年 原子力発電所の地震安全性に関する研究ロードマップ策定に対する貢献 亀田弘行(京都大学名誉教授)
耐震,免制震構造の研究および国際協力に関する長年の貢献 家村浩和(京都大学名誉教授)
平成23年東北地方太平洋沖地震におけるGPS波浪計の津波観測データ公開による地震工学及び地震防災研究の進歩・発展に対する貢献 国土交通省港湾局
独立行政法人港湾空港技術研究所
新幹線早期地震防災システムの実用化と適切な運用による地震工学および地震防災の進歩と発展に対する貢献 公益財団法人鉄道総合技術研究所
東日本旅客鉄道株式会社
東海旅客鉄道株式会社
西日本旅客鉄道株式会社
九州旅客鉄道株式会社
免震建築物の普及活動と東北地方太平洋沖地震における免・制震建築物の挙動調査とその公表による地震工学への貢献 一般社団法人日本免震構造協会
シミズ・オープン・アカデミー活動を通した地震防災教育に対する貢献 清水建設(株)技術研究所
2011年 大正12年関東大震災に関する被災調査研究等による地震工学および地震防災の進歩と発展に対する貢献 武村雅之(名古屋大学)
地震観測網の整備と強震観測データの公開による地震工学および地震防災の進歩と発展に対する貢献 (独)防災科学技術研究所

功労賞

功労賞は、地震工学および地震防災軽減における活動、運営、発展に貢献したと認められた個人に授与されます。

受賞者

受賞年度 受賞者(敬称略)
2023年 西村 拓也(清水建設株式会社)
2022年 米澤 健次((株)大林組)
小松 康典(日本地震工学会事務局)
2021年 徳光亮一(大成建設(株))
17WCEE組織委員会/運営委員会
2020年 中村洋光(国立開発研究法人 防災科学技術研究所)
有川太郎(中央大学理工学部教授)
木原直人(一般財団法人電力中央研究所)
2019年 佐藤吉之((株)竹中工務店技術研究所)
2018年 田中宏司(アイレック技建株式会社)
2017年 吉見雅行(産業技術総合研究所)
吹野美絵(元日本地震工学会事務局)
2016年 副島紀代(㈱大林組技術研究所)、伊藤敬幹(仙台市副市長)
2015年 新海 元(東京ガス株式会社)
2014年 福喜多 輝(清水建設)
2013年 矢部正明(長大)、鴫原 毅(日本地震工学会)
2012年 東畑郁生(東京大学)、笠井和彦(東京工業大学)、澤本佳和(鹿島建設技術研究所)
2011年 盛川 仁(東京工業大学)、中村孝明(篠塚研究所)、鹿嶋俊英(建築研究所)
2010年 歴代総務理事
大町達夫(東京工業大学名誉教授)、塩原 等(東京大学)、後藤洋三(東京大学地震研究所)、中原光春(鹿島建設技術研究所)、清水善久(東京ガス株式会社)、吉田 望(東北学院大学)、渡辺孝英(株式会社大崎総合研究所)、坂本成弘(大成建設株式会社)、石川 裕(清水建設技術研究所)、勝俣英雄(大林組技術研究所)、犬飼伴幸(竹中工務店技術研究所)
事務局関係
郡 重雄(元事務局長)、井関伶子(元事務局員)、五老海正和(元事務局長)

感謝状

日本地震工学会への貢献を通して、地震工学の発展に寄与された個人や法人に感謝状を贈呈します。

受賞者

受賞年度 受賞者(敬称略)
2023年 武村 雅之(名古屋大学特任教授)
2021年 (一財)電力中央研究所 サステナブルシステム研究本部気象・流体科学研究部門(当時:同研究所 地球工学研究所)
2016年 磯部雅彦(高知工科大学学長)
2011年 東京電力株式会社、東北電力株式会社、中部電力株式会社、日本原子力発電株式会社

論文賞

論文賞は、原則として、表彰年の前年の10月31日から2年前までの期間に日本地震工学会論文集に地震工学および地震防災に関する論文を発表し、独創的な業績を挙げ、これが地震工学および地震防災における学術・技術の進歩、発展に顕著な貢献をなしたと認められる論文の著者である個人または大学等に在籍する学生に授与されます。ただし、候補論文は単一の論文とします。

受賞者

受賞年度 論文名 受賞者(敬称略) 備考
2023年 2016年熊本地震における広範囲の地震動強さに対応した複数自治体の罹災証明データに基づく建物被害関数の構築 鳥澤 一晃(関東学院大学)、松岡昌志(東京工業大学)、堀江 啓(MS&ADインターリスク総研株式会社)、井ノ口宗成(富山大学)、山崎文雄(国立研究開発法人 防災科学技術研究所)
ユーイング円盤記録式強震計による1923年関東地震の記象の解析 その2 地震計の特性の検討に基づく地動の推定 翠川三郎(東京工業大学)、三浦弘之(広島大学)、山田 眞(早稲田大学)
2022年 統計的グリーン関数法を用いた広帯域強震動計算における中間周波数帯の振幅の落ち込みの原因と改善法 久田 嘉章(工学院大学)
SMAC-M 型強震計記録の再数値化 鹿嶋 俊英((国研)建築研究所)、小山 信((国研)建築研究所)、中川 博人((国研)建築研究所)
2021年 2016年熊本地震により阿蘇カルデラで発生した帯状陥没のメカニズム 安田 進(東京電機大学)、大保直人(地震予知総合研究振興会)、島田政信 東京電機大学、千葉達朗(アジア航測(株))、永瀬英生(九州工業大学)、村上 哲(福岡大学)、先名重樹(防災科学技術研究所)、北田奈緒子(地域地盤環境研究所)、石川敬祐(東京電機大学)
機械学習を用いた日本全国の液状化危険度の推定 桑原光平(東京工業大学)、松岡昌志(東京工業大学)
2020年 伝播経路特性・震源特性の空間変動を考慮した経験的地震動予測モデル 引田智樹(鹿島建設株式会社)、笠松健太郎(鹿島建設株式会社)、友澤裕介(鹿島建設株式会社)
2019年 1945 年三河地震(M6.8)の震度分布:発生直後に行われたアンケート調査資料の再検討 原田智也(東京大学地震研究所)、佐竹健治(東京大学地震研究所)、古村孝志(東京大学地震研究所)、室谷智子(国立科学博物館)
2011年東北地方太平洋沖震の津波断層モデルの再検討-津波関連観測データをフル活用した推定- 根本 信(応用地質(株))、横田崇(愛知工業 大学)、高瀬嗣郎(応用地質 (株))、今村文彦(東北大学)
2018年 地震観測記録に基づく地盤増幅率の非線形性のモデル化(第18巻 第2号 2018年5月掲載) 池田孝・加藤研一・石田寛 (小堀鐸二研究所)
2017年 累積パワーに基づく地震動継続時間の経験的予測式の構築(第15巻 第6号 2015年11月掲載) 能島暢呂(岐阜大学)
2011年東北地方太平洋沖地震による液状化発生の特性(第17巻 第1号 2017年2月掲載) 若松加寿江(関東学院大学)、先名重樹(防災科学技術研究所)、小澤京子(防災科学技術研究所)
2016年 見かけ入射角を考慮したスペクトルインバージョン解析法(第16巻 第9号 2016年8月掲載) 天池文男(㈱竹中工務店技術研究所)、小林喜久二(㈱竹中工務店技術研究所)
2011年東北地方太平洋沖地震の東京湾西岸部に於ける周期2~3秒の強震動生成要因(第16巻 第4号 2016年3月掲載) 津野靖士(鉄道総合技術研究所)、山中浩明(東京工業大学)、翠川三郎(東京工業大学)、地元孝輔(東京工業大学)、宮腰寛之(JR東日本研究開発センター)、佐口浩一郎(東京工業大学)、酒井慎一(東京大学地震研究所)、三宅弘恵(東京大学地震研究所)、纐纈一起(東京大学地震研究所)
2015年 高精度・高速の緊急地震速報を目指して -気象庁観測網とHi-netの結合処理-(第14巻 第4号 2014年8月掲載) 山田真澄(京都大学防災研究所)、溜渕功史(気象庁地震火山部)、Stephen Wu(カリフォルニア工科大学)
2014年 構造種別を考慮した鉄道構造物の地震被害関数の検討(第14巻 第1号 2014年2月掲載) 他谷 周一(東海旅客鉄道株式会社),
翠川 三郎(東京工業大学)
2013年 原子力サイトにおける2011 東北地震津波の検証(第13巻第2号(特集号「2011年東日本大震災」その3、2013年3月掲載) 杉野英治(独立行政法人原子力安全基盤機構)、呉長江(独立行政法人原子力安全基盤機構)、是永眞理子(伊藤忠テクノソリューションズ株式会社)、根本信(応用地質株式会社)、岩渕洋子(独立行政法人原子力安全基盤機構)、蛯沢勝三(独立行政法人原子力安全基盤機構)
2012年 長周期地震動の経験式の改良と
2011年東北地方太平洋沖地震の長周期地震動シミュレーション
(掲載巻号:Vol.12(2012年)No.4(2011年東日本大震災特集号)
佐藤智美((株)大崎総合研究所)、大川 出((独)建築研究所)、西川孝夫(首都大学東京名誉教授)、佐藤俊明(清水建設(株)技術研究所)
2011年東北地方太平洋沖地震前後のTerraSAR-X強度画像を用いた地殻変動の検出
(掲載巻号:Vol.12(2012年)No.4(2011年東日本大震災特集号)
リュウ ウェン(東京工業大学)、山崎 文雄(千葉大学大学院)
2011年 確率論的地震動予測地図の検証
(地震工学会論文集第11第4号、2011年11月掲載)
石川 裕(清水建設(株)技術研究所)、奥村俊彦(清水建設(株)技術研究所)、藤川 智(清水建設(株)技術研究所)、宮腰淳一(清水建設(株)技術研究所)、藤原広行(独立行政法人 防災科学技術研究所)、森川信之(独立行政法人 防災科学技術研究所)、能島暢呂(岐阜大学)

論文奨励賞

論文奨励賞は、原則として、表彰年の前年の12月31日から2年前までの期間に日本地震工学会論文集に地震工学および地震防災に関する論文を発表し、優れた研究により地震工学および地震防災の分野で顕著な業績をあげたと認められた若手研究者で、受賞者の年齢が受賞年の4月1日現在で満35歳以下の個人または大学等に在籍する学生に授与されます。ただし、候補論文は候補者が筆頭著者の単一の論文を原則とします。

受賞者

受賞年度 受賞者(敬称略) 備考
2023年 横屋 翔(豊橋技術科学大学)
緒方 太郎(神戸大学)(現在所属:株式会社クボタケミックス)
2022年 大西 耕造(岡山大学大学院)(現在所属:四国電力(株))
丹羽 健友(ジェイアール東海コンサルタンツ株式会社)
2021年 桑原光平(東京工業大学)
長嶋史明(京都大学)
2020年 井上和真(群馬工業高等専門学校)
杉山充樹(名古屋大学(現在所属:株式会社大林組))
2019年 松本俊明((株)篠塚研究所)
小穴温子(大崎総合研究所)
2018年 村瀬詩織 (京都大学大学院)
成島 慶 (株式会社鴻池組)
2017年 中井春香(ナカシャクリエイテブ(株))
久保久彦(防災科学技術研究所)
2016年 杉野 未奈(京都大学大学院)
坂井 公俊(鉄道総合技術研究所)
2015年 仲野 健一(安藤ハザマ 技術研究所)
地元 孝輔(東京工業大学)
2014年 奥野 峻也((株)構造計画研究所)
加藤 一紀((株)大林組)
2013年 岩城麻子(独立行政法人防災科学技術研究所)
長岡修(信州大学 工学部)
2012年 辻 拓也(信州大学大学院)
リュウ ウェン(東京工業大学)
2011年 秦 吉弥(日本工営(株)中央研究所)
西川隼人(舞鶴工業高等専門学校)
2010年 山田真澄(京都大学)
2009年 高浜 勉(株式会社構造計画研究所)
飯塚裕暁(筑波大学大学院)
2008年 山口 晶(東北学院大学)
佐々木健人(慶應義塾大学)
2007年 三浦弘之(東京工業大学)
(包)那仁満都拉(飛島建設株式会社)
2006年 藤本一雄(千葉科学大学危機管理システム学科)
白戸真大((独)土木研究所構造物研究グループ基礎チーム)
2005年 山添正稔(鹿島建設小堀研究室)
鍬田泰子(神戸大学工学部建設学科)

論文賞・論文奨励賞、功績賞・功労賞への副賞(メダル)について

清野前会長の発案から理事会で検討の結果、論文賞、論文奨励賞、功績賞、功労賞を受賞された方へは副賞としてメダルが授与されることになりました。
先日開催された2022年度各賞授賞式では、下記のメダルが受賞者へ授与されました。
メダルのデザインは東京藝術大学大学院彫金科修士杉山こころさんによるものです。
「地震(=鯰)災害の防止と軽減に寄与する」という当学会の目的に立ち返り、その視点で発想してデザインされ、作成されました。

左:論文賞・論文奨励賞、右:功績賞・功労賞

優秀発表賞・Excellent Presentation Award for Young Researchers

優秀発表賞ならびにExcellent Presentation Award for Young Researchers(2013年度までは優秀論文発表賞ならびにExcellent Paper Award for Young Researchers)は、年次大会や国際シンポジウムに論文を著者として投稿し、優れた発表を行った若手研究者で、開催年度末時点で満35歳以下の個人または大学等に在籍する学生に授与されます。

受賞者

受賞年度 受賞者(敬称略)
2022年 優秀発表賞・Excellent Presentation Award for Young Researchersの受賞者はこちら
2021年 優秀発表賞・Excellent Presentation Award for Young Researchersの受賞者はこちら
2020年 優秀発表賞・Excellent Presentation Award for Young Researchersの受賞者はこちら
2019年 優秀発表賞・Excellent Presentation Award for Young Researchersの受賞者はこちら
2017年 優秀発表賞・Excellent Presentation Award for Young Researchersの受賞者はこちら
2016年 優秀発表賞・Excellent Presentation Award for Young Researchersの受賞者はこちら
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2013年 優秀論文発表賞・Excellent Paper Award for Young Researchersの受賞者はこちら
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2011年 優秀論文発表賞の受賞者はこちら
2009年 優秀論文発表賞の受賞者はこちら

その他の受賞情報

上記の表彰に関して、会員の受賞情報にもれがある場合等、お気づきの点がございましたら、ご遠慮なくご連絡頂ければ幸いです。

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