JAEE NEWS No.44

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# JAEE NEWS No.44 2002/11/15 日本地震工学会ニュースNo.44  #

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イタリア南部の地震

10月31日午前11時40分(日本時間同日午後7時40分)ごろ、マグニチュード5.4の地震がありました。震源に近いモリーゼ州のサンジュリアーノ・ディ・プーリアで2階建ての幼稚園と小学校の合同校舎が崩壊し27名の死者が出たということです。最も被害の大きい地区では建物の7割に被害が及んでいるという情報もあります。この地震についての災害情報ならびに現地レポートを本会ホームページで紹介しています。

http://www.jaee.gr.jp/index_j.html

 

1. 日本地震工学会

○論文集第2巻3号が11月8日に掲載されました。

http://www.jaee.gr.jp/index_j.html

 

○「地震調査研究の地震防災への活用」

−活断層調査・地盤構造調査は地震防災にどう活かされたか?−

 

主 催:日本地震工学会,共催:(社)日本地震学会

日 時:平成15年1月31日(金) 13:00〜16:30

場 所:神戸国際展示場(神戸ポートアイランド)

参加費:1,000円

 

平成7年兵庫県南部地震以後に実施された活断層調査・地盤構造調査を地震動・地震被害想定に活用した自治体の担当者,委員会の先生,担当者に講演をお願いし,活用された内容と反省点をPD形式で議論して頂く。

 

○ 第11回日本地震工学シンポジウム公開講座,特別講演(再掲)

「大都市の地震防災を考えよう」

 

主催:日本地震工学会 (社)地盤工学会,(社)土木学会,

   (社)日本建築学会,(社)日本機械学会,(社)日本地震学会,

   (財)震災予防協会

日 時:2002年11月20日(水)

場 所: 国立オリンピック記念青少年総合センターカルチャー棟

     (渋谷区代々木神園町3‐1,小田急線参宮橋駅下車徒歩7分)

     @ 公開講座 14:00 〜 16:00(カルチャー棟小ホール)

     A 特別講演 17:15 〜 19:15(カルチャー棟大ホール)

内 容:

 @ 公開講座  司会:吉田望(応用地質)

 武村雅之(鹿島建設)「関東地方における地震の起こり方と関東大震災」

 目黒公郎(東大生産研)「切迫する地震と君たちの将来―巨大地震から

             自分と自分の最も大切なものを守るために―」

 A 特別講演  司会:國生剛治(中央大)

 青山東京都副知事「東京都の防災への取り組み〜地震工学への期待」

 石原中央大・東京理科大教授「地盤のもたらす地震被害の甚大さ」

定 員: それぞれ250名

参加費: 無料

問合せ先: 〒101-0063 千代田区神田淡路町2‐23 菅山ビル

      (社)地盤工学会「第11回日本地震工学シンポジウム係」

        TEL:03-3251-7661 e-mail:chosaki@jiban.or.jp

※シンポジウムに関する情報は以下のホームページをご覧ください.

  http://www.jiban.or.jp/organi/bu/chosabu/JEES/JEEShome-j.html

 

 

2.国内シンポジウム講演会

 

○第三回パッシブ制振シンポジウム2002

日 時: 2002年12月13〜14日

主 催: 東京工業大学建築物理研究センター

会 場: 東京工業大学長津田(すずかけ台)キャンパス

     すずかけ台大学会館 すずかけホール

http://www.serc.titech.ac.jp/passive2002.html

 

 

○第19回震災予防協会講演会(再掲)

火山国,日本に生きる−意外に身近な火山災害―

 

日 時:2002年2月6日(木)

会 場:横浜パシフィコ・アネックスホール(F203号室)(横浜市)

プログラム:

司会: 宇都浩三(独立行政法人産業技術総合研究所

           地球科学情報研究部門火山活動研究グループ長)

  13:30〜13:40 開会あいさつ 千葉とき子(国立科学博物館地学第一研究室)

  13:40〜14:30 噴火災害を軽減する−防災意識を高めようー

                 太田一也(九州大学名誉教授)

  14:30〜15:20 ハザードマップを役立てる−2000年有珠山噴火のとき−

                 三松 三朗(昭和新山資料館)

  15:20〜15:30 休憩

  15:30〜16:20 要注意!火山ガス−火山ガスの種類とそれぞれの特徴−

                 平林 順一(東京工業大学火山流体研究センター)

定 員:200名(定員になり次第締め切ります。)

参加費:共催・後援団体の会員及び公共団体職員,学生:1,000円

    一般:2,000円 (共に資料代を含みます。) 

    参加費は,当日,受付でお支払下さい。

申込方法:参加希望の方は,氏名,所属,電話番号,参加券送付先住所(複数の場合は代表者)を明記(書式自由)して,メールまたはFAXでお申込み下さい。なお「参加券」はメールの方にはメールで,FAXの方にはFAXでお届けします。

申込先:〒108−0014 東京都港区芝5丁目26番20号,建築会館

    (FAX:03−3457−7076, TEL:03−3457−7453)

    (Mail :office@aedp-jp.com)                  

 

○第20回震災予防協会講演会(再掲)

関東大地震から80年―首都圏の地震を考える―

 

日 時:平成15年2月7日(金)

会 場:横浜パシフィコ・アネックスホール,F203号室

プログラム:

  司会 大堀道広(大林組技術研究所)

  13:00〜13:10 開会あいさつ・震災予防協会賞表彰式

                 伯野 元彦(財団法人震災予防協会理事長)

  13:10〜13:15 主旨説明   吉田 治雄(竹中工務店技術研究所)

  13:15〜14:05 関東地方の地下の動きとその監視

                 菊地 正幸(東京大学地震研究所)

  14:05〜14:55 関東地方の地下構造と強震動

                 纐纈 一起(東京大学地震研究所)

  14:55〜15:10 休憩

  15:10〜16:00 関東大震災の実像とその教訓 

                 武村 雅之(鹿島建小堀研究室)

  16:00〜16:50 命の尊さ,語り継ぐ未来に!! 

              庄野ゆき子(阪神淡路大震災語り部ボランティア)  

 

定 員:300名(定員になり次第締め切ります。)

参加費:震災予防協会会員,学生:1,000円

    後援団体会員,公共団体職員:2,000円

    一般:3,000円     (共に資料代を含みます。) 

    参加費は,当日,受付でお支払下さい。

申込方法:参加希望の方は,講演主題,開催日,参加者氏名,所属,電話番号,参加券送付先住所(参加者複数の場合は代表者)を明記(書式自由)してメールまたはFAXでお申込み下さい。なお「参加券」はメールの方にはメールで,FAXの方にはFAXでお届けします。

申込先:〒108−0014 東京都港区芝5丁目26番20号,建築会館

 (FAX:03−3457−7076, TEL:03−3457−7453)

 (Mail :office@aedp-jp.com)

 

■事務局より資料頒布のお知らせ:11月1日開催された日本地震工学会特別講演会

「地震対策技術アラカルト−大地震に備えて」の要旨集残部があります。

 (1冊2千円)ご希望の方は事務局までメールかFAXにてお申込ください。                 

 

3.国際シンポジウム

 

2004年の13WCEEの情報が公開されています。8月にカナダのバンクーバーで開催予定です。

興味のお有りの方は以下のサイトをご参照下さい。

http://www.13WCEE.com

 

4. 国の地震防災関連情報

 

地震調査研究推進本部による「全国を概観した地震動予測地図」の作成の一環として「糸魚川−静岡構造線断層帯(北部、中部)の地震を想定した強震動評価について」が10月31日に公表されています。

詳細は下のページをご覧ください。

http://www.jishin.go.jp/main/index.html

 

5. 行事予定(関連学協会を含む)

2002年

11月15日 地震災害マネジメントセミナー(神戸開催)

      地震リスクマネジメントを考える−その必要性と課題について

      (http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/bousai/top.html)     

11月18日-19日 2002年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会

       電話:03-3295-1501 FAX:03-3295-1507

      (http://www.jishin.go.jp/main/seminar/021025hokoku.pdf)

 11月20-22日 第11回日本地震工学シンポジウム(東京)

   (http://www.jiban.or.jp/organi/bu/chousabu/JEES/JEEShome-j.html)

11月24-26日 Asian Seismological Commission 2002(ネパール)

      (http://safe.nset.org.np/ASC2002)

12月1-3日  China-Japan Workshop on Vibration Control and Health Monitoring of        

Structures and Third Chinese Symposium on Structural Vibration

Control (Shanghai, China)

      (http://news.jaee.gr.jp/users/information/China.html)

 12月13-14日 第三回パッシブ制振シンポジウム2002

      (http://www.serc.titech.ac.jp/passive2002.html)

 12月16-18日 第12回地震工学シンポジウム(インド)

 

2003年

 1月15日 地震防災フォーラム’02−来るべき東南海・南海地震に備えて

         (主催 :関震協)

       E-Mail:matusaka@geor.or.jp,FAX:06-6578-6254

 1月22−24日 第6回SEGJ国際シンポジウム−Imaging Technology

         (主催:物理探査学会,会場:日本大学会館)

      (http://www.segj.org/committee/sympo/is6/)

 1月28〜30日 第52回理論応用力学講演会(日本学術会議)

      (http://www.jsme.or.jp/nctam/)

 1月31日 第7回震災対策技術展(神戸)講演会(日本地震工学会)

      (http://www.exhibitiontech.com/etec)

 2月6日  第19回震災予防協会講演会(office@aedp-jp.com)

        火山国,日本に生きる−意外に身近な火山災害―

 2月7日  第20回震災予防協会講演会(office@aedp-jp.com)

        関東大地震から80年―首都圏の地震を考える―

 2月8日 「強震動予測―その基礎と応用」第2回講習会

 5月12-14日 Fourth International Conference on Seismology and Earthquake

Engineering (SEE4)", Tehran

(http://iiees.ac.ir/see)

 

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