JAEE NEWS No.86
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# JAEE NEWS No.86 2004/10/15  日本地震工学会ニュース No.86 #
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「消防団は命をかけていますから。」去る9月5日の紀伊半島沖の地震で
津波警報が出ている最中に団員や一般市民と港で津波の様子を見回った
団長さんの言葉です。思わず、「命をかけて津波がとまりますか?命を
かけるなら市民を高台に避難させることや被害の復旧にしてください!」
と申しました。同じ頃市長さんも港を見回っていたとか。役場や
消防団の方々が一目散に高台に逃げれば、市民も続くと思うのですが。
本命の東海地震がきたら、津波の高さは今回の約10倍です。命をかけて
逃げて欲しいと心から思います。(武村)

     目次を見て興味のある記事は下の詳細をご覧下さい。
     (本目次に新しく掲載された記事には「!NEW」,
  内容が更新された場合は「!UPDATE」と示してあります。)
------------------------- 目次 ------------------------------

<日本地震工学会関連のニュース>
     ・地震工学会・大会-2004
!NEW・コラムに新しい記事が加わりました
   -Forum on Recent Advancements and Future International
        Collaboration in Earthquake Engineering 開催報告-
!NEW・International Symposium on Earthquake Engineering Commemorating
   Tenth Anniversary of the 1995 Kobe Earthquake (ISEE Kobe 2005)
    (2005/1/13-16) Second Circular
!NEW・「基礎−地盤系の動的応答と耐震設計法に関する研究委員会」
    委員の公募

<地震防災関連情報>
     ・地震災害情報(平成16年紀伊半島沖を震源とする地震及び
       東海道沖を震源とする地震)をホームページに掲載中

<教官公募>
!NEW・東京大学地震研究所教官の公募 助手 1名

<行事予定・論文募集(関連学協会を含む)> 
  ・2004年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会
   (10/18-19)
    ・阪神淡路大震災後10年間における防災工学の進展と
       今後の課題に関するシンポジウム(10/20)
    ・地震に関するセミナー −あれ(安政の大地震)から150年!
   東南海・南海地震の再来に備えて−(10/20)
  ・免震構造技術と法規制の現状を問う
      −10周年事業第3回耐震工学研究会シンポジウム−  (10/27)
  ・記念シンポジウム「日本の強震観測50年」―歴史と展望―(11/9-10)
    ・ここまで進んだ日米の都市地震防災(11/2-3)
    ・パッシブ制振構造シンポジウム2004(11/15-18)
  ・日本建築学会近畿支部主催シンポジウム
      「大阪平野を襲う長周期地震動」(11/17)
  ・JSSI 10th Anniversary Symposium on Performance of Response
       Controlled Buildings (11/17-19)
!NEW・第3回安全・安心まちづくりワークショップ(11/20-11/21)
    ・第7回SEGJ国際シンポジウム-Imaging Technology- (11/24-26)
  ・三陸はるか沖地震十周年記念シンポジウム (12/3-4)
    ・シンポジウム「地震工学・防災科学研究の最前線」 (12/9)
    ・第32回地盤震動シンポジウム 表層地盤の増幅特性評価の現状と課題
   −地盤震動研究を耐震設計に如何に活かすか(その3)−(1/7)
  ・日本地震工学会2004年度年次大会 (2005/1/11-13)
!NEW・阪神淡路大震災10周年地震工学シンポジウム(2005/1/11-16)
       (International Symposium on Earthquake Engineering
        Commemorating Tenth Anniversary of the 1995 Kobe Earthquake)
    ・2nd International Conference on Urban Earthquake Engineering
   (第2回都市地震工学に関する国際シンポジウム) (2005/3/7-8)
  ・5th International Conference on Earthquake Resistant
     Engineering Structures (2005/5/30-6/1)
    ・2005 ASME Pressure Vessels and Piping Division Conference
      (2005/7/17-21)
  ・1st International Conference on Advances in Experimental
     Structural Engineering (2005/7/19-21)
    ・18th International Conference on STRUCTURAL MECHANICS IN
      REACTOR TECHNOLOGY(2005/8/7-12)
  ・6th European Conference on Structural Dynamics (2005/9/4-7)
!NEW・地震地盤工学に関する最近の発展に関する国際会議 (2005/9/10)
      (Satellite Conference on Recent Developments
       in Earthquake Geotechnical Engineering)
  ・IABSE Symposium on Structures and Extreme Events (2005/9/14-16)
!NEW・Experimental Vibration Analysis for Civil Engineering Structures
      (2005/10/26-28)
    ・Asia Conference on Earthquake Engineering 2006 (2006/3/10-11)
    ・Behaviour of Steel Structures in Seismic Areas (2006/8/14-17)

  ############################ 詳細 #################################
<日本地震工学会関連のニュース>

○地震工学会・大会-2004の情報をホームページに掲載中
地震工学会・大会-2004(2005年1月11-13日)の一般発表,
セッションテーマの募集案内を掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/convention/index.html

○コラムに新しい記事が加わりました
  Forum on Recent Advancements and Future International
  Collaboration in Earthquake Engineering 開催報告
  清水善久(東京ガス)、大町達夫(東工大)
http://www.jaee.gr.jp/news/column/COLUMN16/COLUMN16.html

○International Symposium on Earthquake Engineering Commemorating Tenth
   Anneversary of the 1995 Kobe Earthquake (ISEE Kobe 2005) (2005/1/13-16)
  Second Circularが出ています。日本地震工学会事務局にご請求下さい。 

○委員公募
1.委員会名:基礎−地盤系の動的応答と耐震設計法に関する研究委員会
2.公募期間:2004年11月10日まで
3.募集人数:20名程度
4.申込方法:氏名,所属,連絡先,活動したい項目をE-mailで申込先に送る
5.申込先:応用地質(株) 吉田 望
  E-mail: yoshida-nozomu@oyonet.oyo.co.jp
その他、詳しい内容は10/12に配信されたE-mailを参照下さい。

<地震防災関連情報>
○東海道沖を震源とする地震)をホームページに掲載中
2004年9月5日紀伊半島沖および東海道沖を震源とする、
2つのマグニチュード7クラス(紀伊半島沖:9月5日19時07分頃、
Mj6.9、東海道沖:9月5日23時57分頃、Mj7.4)の地震が発生しました。
最大で90cmの津波が観測されました。
http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2004kii_toukai.html

<教官公募>
○東京大学地震研究所教官の公募
1.公募人員:助手 1名
2.所  属:地震火山災害部門
3.公募分野:強震動地震学
4.採用予定時期:決定次第できるだけ早い時期
5.応募資格:採用時に博士の学位を有する者
6. 公募締切:2004年12月6日(月)必着
7. 必用書類など問い合わせ先:東京大学地震研究所地球計測部門 宮武 隆
  電話 03-5841-5696    FAX 03-5841-5693
  E-mail:miyatake@eri.u-tokyo.ac.jp



<行事予定(関連学協会を含む)>
2004年
 
 10月18-19日 2004年活断層調査成果および堆積平野地下構造調査成果報告会
              (財)地震予知総合研究振興会 地震調査研究センター
        電話:03-3295-1501  FAX:03-3295-1507

 10月20日 「阪神淡路大震災後10年間における防災工学の進展と
             今後の課題に関するシンポジウム」
             主催:土木学会(担当 鋼構造委員会,構造工学委員会,
                  コンサルタント委員会,コンクリート委員会,
                  地震工学委員会,地盤工学委員会,土木計画学委員会)
             時間:13:00−17:00
       場所:土木学会講堂
       プログラム等は以下のURLを参照下さい。
            http://www.jsce.or.jp/journal/kaikoku/m200409/gyouji/gyouji01.htm

 10月20日 地震に関するセミナー −あれ(安政の大地震)から150年!
      東南海・南海地震の再来に備えて−
      会場:和歌山県民文化会館 小ホール
      主催:文部科学省、和歌山県
      http://www.jishin.go.jp/main/seminar/040917seminar.pdf

 10月27日  第3回耐震工学研究会シンポジウム
              免震構造技術と法規制の現状を問う
              −改正建築基準法施行から4年、建築設計はどうあるべきか−
              http://www.eenix.gr.jp/

 11月2-3日  ここまで進んだ日米の都市地震防災
       主催:第19回「大学と科学」公開シンポジウム
       場所:仙台市・情報産業プラザ
       問合先:東京都中野区東中野4-27-37
            (株)アドスリー 田中
            TEL03-5295-2840 FAX03-5295-2913
            e-mail : info@adthree.com
       http://www.kuba.co.jp/sympo/1102_uni.html

   11月9-10日 記念シンポジウム「日本の強震観測50年」―歴史と展望―
              場所:防災科学技術研究所・和達記念ホール(つくば市天王台)
              主催:防災科技術研究所強震観測事業推進連絡会議
              共催:東京大学地震研究所,日本地震工学会
              http://www.k-net.bosai.go.jp/KYOUKAN/symp2004/top.html

 11月15-16日 パッシブ制振構造シンポジウム2004
          主催:東京工業大学 建築物理研究センター
               会場:東京工業大学すずかけ台キャンパス
                     大学会館すずかけホール
               http://www.serc.titech.ac.jp/passive2004.html

    11月17日 日本建築学会近畿支部主催シンポジウム
             「大阪平野を襲う長周期地震動」
        会場:大阪市立大学文化交流センターホール
        http://news-sv.aij.or.jp/kinkib/eq_resi/04.11.17sympo.htm

    11月17-19日 JSSI 10th Anniversary Symposium on Performance of
                Response Controlled Buildings
                http://www.jssi.or.jp/oshirase/kinen-sympJ.htm

  11月20-21日 第3回安全・安心まちづくりワークショップ
        会場 諏訪台中学校(荒川区西日暮里)
        主催 安全・安心まちづくりワークショップ実行委員会
        共催 荒川区(予定)
        後援 内閣府 総理府 国土交通省 文部科学省 東京都(予定)
        問い合わせ先 annshin-es@jrec.or.jp 03-3580-8284(津賀) 

    11月24-26日 第7回SEGJ国際シンポジウム-Imaging Technology-
             主催:(社)物理探査学会
         協賛:日本地震工学会ほか
         会場:東北大学青葉記念会館(仙台市青葉区)
         http://www.segj.org/is7/

    12月3-4日 三陸はるか沖地震十周年記念シンポジウム
              参加申込先:〒031-8501 青森県八戸市妙字大開88-1
               八戸工業大学 異分野融合研究所 塩井 幸武
               Tel.0178-25-8081、Fax.0178-25-0722
               e-mail shioiyu@hi-tech.ac.jp

     12月 9日 シンポジウム「地震工学・防災科学研究の最前線」
       主催:日本学術会議メカニクス・構造研究連絡委員会
                    地震工学専門委員会
                    日本学術会議社会環境工学研究連絡委員会
                    自然災害工学専門委員会
       共催:日本地震工学会ほか
       会場:日本学術会議講堂
       問合先:03-3403-1056
             http://www.scj.go.jp/ja/info/kokai_shinpo/pdf/1014-s-15.pdf

2005年
 1月7日  第32回地盤震動シンポジウム
      表層地盤の増幅特性評価の現状と課題
      −地盤震動研究を耐震設計に如何に活かすか(その3)−
      時間: 10:00〜17:30
      会場: 建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
            http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=803

 1月11-13日 地震工学会・大会-2004
       主催:日本地震工学会
       場所:早稲田大学国際会議場
              http://convention.jaee.gr.jp/

 1月11-16日 阪神淡路大震災10周年地震工学シンポジウム
              International Symposium on Earthquake Engineering
               Commemorating Tenth Anniversary of
               the 1995 Kobe Earthquake (ISEE Kobe 2005)
               主催:日本地震工学会,土木学会,日本建築学会,地盤工学会
          日本機械学会,日本地震学会,震災予防協会
               http://www.jiban.or.jp/info/kaikoku/10hanshin.html

               −東京地区行事− (1/11-13)
         場所:早稲田大学国際会議場

        −Kobe− (1/13-16)
               Venue: Awaji Yumebutai International Conference Center

   3月7-8日 2nd International Conference on Urban Earthquake Engineering
                (第2回都市地震工学に関する国際シンポジウム)
            Venue: Digital Hall, West 9 Building, O-Okayama Campus,
                   Tokyo Institute of Technology (Tokyo)
                場所:東京工業大学大岡山キャンパス
             西9号館ディジタル多目的ホール
            Deadline of submission of abstracts: 10/29, 2004
                アブストラクト申し込み期限:2004年10月29日
       Deadline of submission of full manuscript: 2/11, 2005
                論文提出:2005年2月11日
       http://www.cuee.titech.ac.jp/2ndConf/

 5月30-6月1日 ERES2005 (Fifth International Conference on
                 Earthquake Resistant Engineering Structures)
                 (Skiathos, Greece)
             http://www.wessex.ac.uk/conferences/2005/eres05/index.html

 7月19-21日 AESE 2005 (The First International Conference on
                 Advances in Experimental Structural Engineering)
                 (Nagoya)
            http://www.civil.nagoya-u.ac.jp/aese/

   7月17-21日 2005 ASME(American Society of Mechanical Engineers)Pressure
                Vessels and Piping Division Conference (Denver,USA)
          (http://ww2.asme.org/calendar3/event_detail.cfm?id=582)

    8月7-12日 18th International Conference on STRUCTURAL MECHANICS IN
               REACTOR TECHNOLOGY (Beijing, CHINA)
               (http://www.smirt-18.org.cn/)

   9月4-7日 EURODYN 2005 (Sixth European Conference on Structural
               Dynamics) (Paris, France)
               http://www.eurodyn2005.univ-mlv.fr

   9月10日  地震地盤工学に関する最近の発展に関する国際会議
              Satellite Conference on Recent Developments
              in Earthquake Geotechnical Engineering
        場所:大阪市立大学文化交流センター(大阪駅前第2ビル6階)
        主催:国際地盤工学会技術委員会
              論文発表申込締切:2004/12/10
              論文提出締切:2005/3/31
           論文申込先:地盤工学会国際部 ( kaishi@jiban.or.jp )
              http://const.civil.chuo-u.ac.jp/lab/doshitu/topics/tc4index.htm


 9月14-16日 IABSE (International Association for Bridge and
                 Structural Engineering)  Symposium on Structures and
                 Extreme Events - 250 years later, in memory of
                 the 1755 Lisbon earthquake - (Lisbon, Portugal)
                 http://www.iabse.org

  10月26-28日 EVACES2005 (Experimental Vibration Analysis for Civil
               Engineering Structures) (Bordeaux, France)
               E-mail: bourgain@mail.enpc.fr
2006年
 3月10-11日 ACEE2006 (Asia Conference on Earthquake Engineering)
               (Cebu/Baguio, Philippines)
               E-mail: acee_2004@yahoo.com

 9月14-16日 STESSA2006 (Behaviour of Steel Structures
               in Seismic Areas)  (Tokyo)
               http://www.jssc.or.jp/information/subwin.php?type=4&id=76
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