JAEE NEWS No.115
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# JAEE NEWS No.115 2006/2/15 日本地震工学会ニュース No.115  #
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寺田寅彦はその著作“日本人の自然観”(昭和10年10月、東洋思想)の中で、
日本の自然には慈母の愛と厳父の厳しさがあり、日本人はそのことをよく理解
して、慈母の愛を享受し、厳父の厳しさには順ってしたたかに生きてきたと言
っています。一方、西洋の自然は、比較的平易で、母の慈愛が案外欠乏してい
る反面、厳父の威厳も物足りないと述べ、自然を恐れることなく克服しようと
する科学を育てるには格好の土壌であったとも述べています。科学の発展は著
しく我々の生活の豊かさの多くを支えています。しかしながら、一歩誤ると、
あたかも厳父の言いつけに逆らう世間知らずの息子のような危なっかしいこと
にもなりかねません。現代における科学技術の進歩が、日本人の自然に対する
謙虚さを低下させているとすればとても危ういことだと思います。(武村)

※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index_j.html
         
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《日本地震工学会関連のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 

○第12回日本地震工学シンポジウム・ホームページ公開のお知らせ
                           12JEES運営委員会
 2006年11月3日(金)〜5日(日)に開催予定の同シンポジウムのホームページ
を以下のURLで公開を開始しました.
 今回は論文投稿から査読,参加登録まですべてWEBベースで行います.順次、
情報を追加していきますが,まずはご一見ください.
 http://www.12jees.jp/

○E-ディフェンス見学会のお知らせ
                                                        事業企画委員会
   日本地震工学会では、地震・耐震工学に関連する国内実験施設についての知識
を深めるため、「E-ディフェンス見学会」を下記のとおり開催いたします。今回
は文部科学省『大都市大震災軽減化特別プロジェクト(大大特)U震動台活用に
よる構造物の耐震性向上』の一環として実施される、大型円形せん断土槽による
「杭基礎と地盤・建物の地震時破壊実験」です。申し込み方法については
(http://www.jaee.gr.jp/index_j.html)をご覧ください。
・日程:2006年2月24日(金) 14:30〜
・場所:独立行政法人 防災科学技術研究所 兵庫耐震工学研究センター
・実験内容:
杭基礎が地震で被害を受ける事例は非常に数多く確認されています。しかし、そ
れがどのような外力を受け壊れたかについては、過去にその現象を観測したこと
がないためデータがなく十分把握されているとは言い難く、杭基礎の地震時にお
ける合理的な耐震設計法の確立が望まれています。今回の実験は、乾燥砂地盤に
おいて実大スケールの地盤−杭基礎−構造物モデルの震動台実験を行い、地震時
破壊挙動を捉えることを目的とします。

○日本地震工学会論文集について
                             論文集編集委員会

                                  論文集編集委員会
日本地震工学会では,毎年,論文集を年4回(2,5,7,11月)に電子ジャ
ーナルとして発行しております.論文は日本地震工学会のホームページにてご
覧いただくことができます.本年度(第6巻)の1号が発行されましたので,題目
と著者を紹介致します.また,論文集編集委員会では,皆様の論文投稿をお待
ちしております.

<2006年2月,第6巻第1号発行論文>
1. 早野洋史,三田彰,FBG ハイブリッドセンサの提案とその活用による構造
損傷検知手法に関する研究,pp.1-10
2. 藤本一雄,翠川三郎,近接観測点ペアの強震記録に基づく地盤増幅度と地
盤の平均S波速度の関係,pp.11-22
3. 森川信之,神野達夫,成田章,藤原広行,福島美光,東北日本の異常震域
に対応するための最大振幅および応答スペクトルの新たな距離減衰式補正係
数,pp.23-41
http://www.jaee.gr.jp/journal/index.html


○日本地震工学会・論文奨励賞の設置について
                                  論文集編集委員会
 日本地震工学会は、すぐれた研究により地震工学の分野で顕著な業績をあげた
若手研究者を奨励するために「日本地震工学会・論文奨励賞」を設置しました
(2006年2月6日第49回理事会にて決定)。受賞対象者は受賞年度の4月
1日において満35歳以下の正会員あるいは学生会員で、受賞人数は毎年2名以内
とします。対象とする論文は表彰年の前年度の12月31日から2年前までの期間に
日本地震工学会論文集に掲載された論文です。選考方法などを定めた内規や、
その他の詳細は日本地震工学会のホームページをご覧下さい。なお2006年度奨
励賞の受賞者の選定作業を現在行っており、次号のニュースでその結果を報告
させて頂く予定です。

○会員アンケート調査結果のご報告(1/9)
日本地震工学会では、会員の皆様へのサービス向上を図るため、昨年11月8日〜11
月21日の期間、メールによる会員アンケート調査を実施させて頂きました。
このアンケートの結果がまとまりましたので以下のサイトをご覧下さい.
ご協力ありがとうございました.
http://www.jaee.gr.jp/members/questionnaire.html

―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/news/back_number/index_b.html
で御覧いただけます。 
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。 
―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 
入会・資料等の問い合わせは 
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730- 2830)
にお寄せください。 
         
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 

<2005年中国江西省の地震の関連情報>
○2005年中国江西省の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005china.html

<2005年イラン南部の地震の関連情報>
○2005年イラン南部の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005S_iran.html

<2005年パキスタンの地震関連情報>
○2005年パキスタンの地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005pakistan.html

<2005年宮城県沖の地震の関連情報>
○2005年宮城県沖の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://news.jaee.gr.jp/news/disaster/2005miyagi.html

<2005年福岡県西方沖地震の関連情報>
○2005年福岡県西方沖地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005hukuoka_W.htm

○九州大学の福岡県西方沖地震 調査・観測情報
 http://fukuokaeq.arch.kyushu-u.ac.jp/index.htm

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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《新刊紹介》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
○「日本の地形・地盤デジタルマップ CD-ROM付」若松加寿江・久保純子・松 
岡昌 志・長谷川浩一・杉浦正美 著

本書は地形・地盤特性の GIS(地理情報システム)データベースであるが,これま
での同種のデータベースとは異なり,日本全国を対象に統一基準に基づき地形区
分が行われている。内容は,データの解説に加えて,高潮や洪水氾濫による浸水
域の予測,地盤の平均S波速度分布の推定,液状化危険度の予測,流域単位の潜
在的侵食速度分布の推定手法とその成果図となっている。付属のCD-ROMには,地
形分類,表層地質(地質時代区分),標高,傾斜,起伏量などの数値データが約1km
四方の基準地域メッシュ単位で保存されている。ファイル形式は,GISソフトに
そのまま組み込めるMapInfo TAB形式,Shape File形式に加え,ASCII形式(テキ
ストデータ),高解像度のサンプル画像(ビットマップ形式)の4種類とユーザー
の便宜にも気を配られている。地震ハザード評価をはじめとして自然災害の被害
分析,建設,地理,教育,環境など多方面での本書の活用が期待される。
内容は,http://www.utp.or.jp/shelf/200511/060748.htmlでも紹介されている。
(弘前大 片岡俊一)

A5判・函入 112頁+CD-ROM 1枚
価格:9,000円 (税別)
発行:東京大学出版会 ISBN4-13-060748-0
発行年月:2005年11月

○「地盤液状化の物理と評価・対策技術」吉見吉昭・福武毅芳 著

液状化や流動のメカニズムを最新の知見で解説し,液状化地盤に構造物を設計す
るための解析技術のノウハウを提示。液状化の周辺分野の知識も平易かつ体系的
にまとめ,解析法は簡易法から詳細解析まで記述してあるので,実務者にも研究
者にも理解しやすい内容になっている。また,実験,構成式,解析にあたって
は,構造工学と地盤工学の専門家間の相互理解を深めるよう心がけるとともに,
図,コラム,脚注,付録などを多く用い丁寧な解説を施しているので,読者の理
解を大いに助けるだろう。

A5版330ページ
定価:4,000円 (税別)
発行:技報堂出版
発行年月:2005年10月

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%%%%%%《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%%
○平成17年度「海溝型巨大地震を考える−広帯域強震動の予測2−」シンポジウム
  主催:巨大地震対応特別委員会 地震動部会
  日時:2006年2月18日(土)10時-17時30分
  場所:土木学会講堂
 http://www.jsce.or.jp/committee/kyodai-jishin/jishin_annai060218.htm

○講習会「動的相互作用を考慮した応答解析と耐震設計」
 主催:日本建築学会構造委員会振動運営委員会
 日程 2006/02/24(東京・建築会館ホール)
    2006/03/03(名古屋・昭和ビル9階ホール)
    2006/03/10(大阪・大阪科学技術センター4階401室)
 後援予定:開催地都府県建築士会、開催地都府県建築士会事務所協会、
      建築業協会、日本建築家協会、日本建築構造技術者協会、
      日本建築士会連合会、日本建築士事務所協会連合会、
      日本建築センター、日本建築総合試験所
 参加費[テキスト代含む]
   1─日本建築学会会員 9,000円
   2─登録メンバー  10,000円
   3─後援団体会員  11,000円
   4─上記以外    14,000円
 テキスト:『建物と地盤の動的相互作用を考慮した応答解析と耐震設計』、
       B5判、約380頁、CD-ROM付
 詳細 http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/index3.aspにリンクされて
    いるPDFファイルを参照のこと

○第7回地震災害マネジメントセミナー
 「地震災害のリスク管理と危機管理 −ハザード評価からマネジメントの実践へ−」
     日時: 2006年3月7日(火)9:30-17:00
     主催: 土木学会(担当 地震工学委員会・地震防災技術普及小委員会)
     後援: 地域安全学会,日本地震工学会,日本損害保険協会
     場所: 場所: 土木会館講堂(〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目無番地(外濠公園内))
     お申込: 土木学会ホームページ行事案内
              http://www.jsce.or.jp/event/frameset.htm
              「本部」リンクの「土木学会行事コード:E536」をクリック
  ※ 参加費は本会会員も会員扱いとなります
     お申込締切日: 2006年3月1日(水)
     お問合先: (社)土木学会研究事業課 今村玲子
          TEL : 03-3355-3559(内120)E-mail : imamura@jsce.or.jp
     詳細: http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/bousai/7semi.html

○ニュージーランド地震工学会(New Zealand Society for Earthquake Engineering)
 年次大会講演募集
 日時: 2006年3月10-12日
 場所: Napier, New Zealand
 アブストラクト締切: 2005/10/13
 詳しくは下記をご覧下さい。
 http://www.nzsee.org.nz/EVENTS/nzsee2006firstcall.pdf

○100th Anniversary Earthquake Conference
 -Commemorating the 1906 San Francisco Earthquake-
 (San Francisco, California, USA)
 日時: 2006年4月18-22日
 ※下記からレジストレーションができます。
 http://www.1906eqconf.org/fullconfReg.htm

○ Journal of Earthquake Engineering and Structural Dynamics
-Special Issue on Seismic reliability analysis of structures-
原稿締切: 2006年 7月31日
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/fulltext/112216680/main.html,ftx_abs

○3rd International Symposium on
"THE EFFECTS OF SURFACE GEOLOGY ON SEISMIC MOTION"  ESG 2006
 日時: 2006年8月30日-9月1日
 場所: Grenoble, France
 http://esg2006.obs.ujf-grenoble.fr

○1st European Conference on Earthquake Engineering and Seismology
 日時: 2006年9月3-8日
 場所: Geneva, Switzerland
 http://www.ecees.org

○6th Annual Meeting of the European Meteorological Society
 日時: 2006年9月4-8日
 場所: Ljubljana, Slovenia
 http://meetings.copernicus.org/ems2006/

○5th International Conference on Seismology and Earthquake Engineering
 日時: 2007年 5月14-16日
 場所: Tehran, Iran
 アブストラクト締切:2006年6月1日
 http://www.iiees.ac.ir/SEE5

○9th Canadian Conference on Earthquake Engineering
 日時: 2007年6月27-29日
   場所: Ottawa, Canada
 http://www.9ccee.ca/

○14th World Conference on Earthquake Engineering (14WCEE)
 日時: 2008年 10月12-17日
 場所: Beijing, China
 http://www.14wcee.org

○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.

http://www.jaee.gr.jp/news/information/index.html

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