JAEE NEWS No.119
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# JAEE NEWS No.119 2006/4/14 日本地震工学会ニュース No.119  #
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東大地震研究所の工藤一嘉先生の退官記念講演会ならびに記念パーティが3月
29日にありました。250人もの人たちが集まりました。工藤先生は35年も前から
工学に応用できるような地震学の研究成果を生み出すことに努力されてきた正
に強震動研究の先駆者です。昨今話題の長周期地震動も工藤先生がやや長周期
表面波として断層モデルを用いて見事に説明されたのは25年以上も前のことです。
日本地震工学会でも工藤先生は副会長を務められました。それ以前は広報委員長
として学会の立ち上げにも尽力され、このニュースを最初に始められたのも工藤
先生です。工藤先生は今後もますますご活躍になることと思いますが、一区切り
を迎えられたのを期に、我々後進も心を引き締めて一層の努力をしてゆきたいと
思います。(武村)

※ 日本地震工学会のホームページ(従来版):http://www.jaee.gr.jp/index_j.html
                  (仮公開版):http://www.jaee.gr.jp/renewal/
         
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《日本地震工学会関連のニュース》%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 

○名誉会員について
本会規約の第13条に定める名誉称号について、総会で議決を得て名誉会員の称号を
おくるための具体的な手続きを定めた内規を理事会で議決しました。現在、次回総会
(5月22日)において推挙する候補者を選考中です。(理事会総務)
〔参考〕本会規約第13条(名誉称号)
  この会の目的達成に多大の貢献をしたもの、または地震工学あるいは地震防災に関
する学術・技術の進歩発展に功績顕著なものに、総会の議決を経て、名誉会員の称号
をおくることができる。
(本会規約http://www.jaee.gr.jp/renewal/general/gen02/gen02_constitution01.html)

○第12回日本地震工学シンポジウム・ホームページを公開中
                           12JEES運営委員会
 2006年11月3日(金)〜5日(日)に開催予定の同シンポジウムのホームページ
を以下のURLで公開しています.
 今回は論文投稿から査読,参加登録まですべてWEBベースで行います.情報は順次
追加していきます.
 http://www.12jees.jp/


○地震工学会論文集特集号
「既存不適格建物対策を中心とした都市の脆弱性向上策」の論文公募について
                                  論文集編集委員会

1)趣旨
 「脆弱建造物の改修と人口集積地域の地震防災対策推進とその方策に関する研
究委員会」では、脆弱な建造物の耐震化が進まない様々な理由を分析し、これを
推進するための環境整備や施策に関して研究をしています.2005年度大会では、
オーガナイズド・セッション「既存不適格建物対策を中心とした都市の脆弱性向
上策」を企画し、建物の耐震診断や耐震補強に関する技術的・社会的な課題の改
善策について、活発な討議をおこなうことができました。そこでセッションでの
発表内容に一般会員からの投稿も加えて「既存不適格建物対策を中心とした都市
の脆弱性向上策」に関する地震工学会論文集特集号を企画したいと思います(編
集長:東京大学・目黒公郎)。

2)応募申し込み
平成18年4月21日(金)までに,以下の情報を論文集編集委員会
(submit@journal.jaee.gr.jp)宛にお知らせ下さい。その際,タイトルには「特集
号投稿」と記載下さい。
  ・著者,所属,会員番号
  ・論文タイトル
  ・論文種別(論文/報告)
  ・予定ページ数

3)論文提出
平成18年6月16日(金)までに,投稿規定に沿った書式で論文集編集委員会
(submit@journal.jaee.gr.jp)宛に提出して下さい。
その他、詳細な情報は論文集編集委員会のページを参照ください。
http://www.jaee.gr.jp/journal/index.html


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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/news/back_number/index_b.html
で御覧いただけます。 
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。 
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入会・資料等の問い合わせは 
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730- 2830)
にお寄せください。 
         
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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《地震災害情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%% 

<2005年中国江西省の地震の関連情報>
○2005年中国江西省の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005china.html

<2005年イラン南部の地震の関連情報>
○2005年イラン南部の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005S_iran.html

<2005年パキスタンの地震関連情報>
○2005年パキスタンの地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://www.jaee.gr.jp/news/disaster/2005pakistan.html

<2005年宮城県沖の地震の関連情報>
○2005年宮城県沖の地震に関する情報をホームページに掲載しています。
 http://news.jaee.gr.jp/news/disaster/2005miyagi.html

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%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《お知らせ》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

大型鉄筋コンクリート構造の震動実験の結果が下記でご覧になれます.

 (独)防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターのE-Defense上での
6層実大鉄筋コンクリート構造の神戸海洋気象台の三次元地震動による
破壊振動実験(1月13日,16日)の結果
  http://www.bosai.go.jp/jpn/genba.htm

 カリフォルニア大学サンディエゴ校の屋外震動台での実大鉄筋コンク
リート造耐震壁の実験(1月17日,18日)の結果
  http://soevss.ucsd.edu/jsoe/cbsnews/

 カリフォルニア大学バークレー校の震動台での鉄筋コンクリート造骨組の
倒壊にいたる実験(2月16日)の結果
  http://peer.berkeley.edu/~moehle/documents/Collapsetest/

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%%%%%%《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%%

○シンポジウム「杭基礎の耐震性に関する諸問題(その2)」
 主催:日本建築学会 構造委員会 基礎構造運営委員会
 日時:2006年4月19日(水)13:00〜17:30
 会場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20)
 定員:150名(申込先着順)
 参加費:会員4,500円 登録メンバー5,000円 会員外6,000円
     学生3,000円 (以上資料代3,000円含む、支払いは当日)
 申込方法:催物名称、氏名、勤務先・所属、同電話番号、E-mail
     アドレスを明記の上、下記申込先までE-mailまたはFax。
    (定員に達した場合は、お断りの方のみに通知。)
 申込先:日本建築学会事務局研究事業部 今井
     E-mail:imai@aij.or.jp Fax:03-3456-2058
 詳細:下記ホームページ参照
 http://www.aij.or.jp/jnetwork/scripts/view30.asp?sc_id=1233

○ 9th Canadian Conference on Earthquake Engineering(再掲)
日時: 2007年6/27-29日
場所: Otawa, Canada
※ アブストラクト締切が5/8に延びました.
http://www.9ccee.ca

○ Journal of Earthquake Engineering and Structural Dynamics
-Special Issue on Seismic reliability analysis of structures-
原稿締切: 2006年 7月31日
http://www3.interscience.wiley.com/cgi-bin/fulltext/112216680/main.html,ftx_abs

○ 4th International Conference on Earthquake Geotechnical Engineering (4ICEGE)
日時: 2007年6月25-28日
場所: Thessaloniki, Greece
http://www.4icege.org/

○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.

http://www.jaee.gr.jp/news/information/index.html

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