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JAEE NEWS No.134 2006/12/15 日本地震工学会ニュース No.134

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# JAEE NEWS No.134 2006/12/15 日本地震工学会ニュース No.134 #
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2002年に始まった文部科学省の大都市大震災軽減化特別プロジェクトも3月で終了し
ます。この間,E-Diffenceが無事動き出すなど,大きな成果を産みつつあります。一
方,先日配信されたアンケート調査にもありますように,公的資金を費やして得られ
たデータなどの成果を,いかにして公開・共有し,より大きな成果に発展させていく
かは大きな問題です。ひとつには,論文の数に重点を置いて評価されるのでなく,日
本の研究者の弱点と言われる引用される回数で評価されるようになれば,貴重なデー
タをまとめたということの評価も正当に行われるようにも思えます。下記の行事案内
で紹介しましたように,来週,プロジェクトの総括シンポジウムが行われます。ぜひ
ご参加ください。(末冨)

※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html

%%%%%%%%%%%%%  《日本地震工学会関連のニュース》  %%%%%%%%%%%%%

○セミナー「分かりやすい強震動レシピと強震動予測」
日時:平成19年2月7日(火)10:00〜17:00
会場:建設交流館 702会議室(大阪市西区立売堀2-1-2)
主催:日本地震工学会
協賛:(社)日本地震学会、(社)日本建築学会、(社)土木学会、(社)地盤工学会
受講料:(1)日本地震工学会会員及び協賛各団体所属会員:6,000円(テキスト込み)
    (2)学生会員                :3,000円(テキスト込み)
    (3)その他一般(上記学会に所属しない方)  :8,000円(テキスト込み)
定員:50名(先着順)
詳細・申込: http://www.jaee.gr.jp/event.html

○地震工学会論文集第6巻第4号発行のお知らせ
                    論文集編集委員会
日本地震工学会では,論文集を電子ジャーナルとして年4回発行しております。
論文は日本地震工学会のホームページにてご覧いただくことができます。
前号で,今年(第6巻)の4号発行のご紹介をしました。
今回は,今年の1〜3号の題目と著者を再度紹介します。
論文の詳細は下記ホームページからごらんください。
  http://www.jaee.gr.jp/stack/submit-j/index.html
また,論文集編集委員会では,皆様の論文投稿をお待ちしております。

<2006年8月,第6巻第3号発行>
(論文)
1. 平井俊之,釜江克宏,伊藤進一郎,西岡勉,入倉孝次郎,分岐断層の特性
化震源モデルを用いた兵庫県南部地震の強震動シミュレーション,pp.1-11
2. 小金丸健一,鈴木信久,森健,清水善久,供給ネットワークにおける耐震
性評価手法の研究,pp.12-26
3. 藤川智,先名重樹,藤原広行,大井昌弘,2004年新潟県中越地震の強震観
測点における表層地盤の地震動増幅,pp.27-42

<2006年5月,第6巻第2号発行>
(論文)
1. 鹿嶋俊英,北川良和,強震記録から推定した9階建免震建物の地震時挙動,pp.1-16
2. 中村晋,秋山充良,澤田純男,安中正,西岡勉,被災度と関連づけたRC橋
梁の損傷確率の評価手法とその適用,pp.17-34
(報告)
3. 清田隆,東畑郁生,khalid Faroop,Obaid Hassan Qureshi,パキスタン
地震被害調査報告,pp.35-57

<2006年2月,第6巻第1号発行>
(論文)
1. 早野洋史,三田彰,FBG ハイブリッドセンサの提案とその活用による構造
損傷検知手法に関する研究,pp.1-10
2. 藤本一雄,翠川三郎,近接観測点ペアの強震記録に基づく地盤増幅度と地
盤の平均S波速度の関係,pp.11-22
3. 森川信之,神野達夫,成田章,藤原広行,福島美光,東北日本の異常震域
に対応するための最大振幅および応答スペクトルの新たな距離減衰式補正係
数,pp.23-41

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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html で御覧いただけます.
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
____________________________________
入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。

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%%%%%%%%%%%%%%%%%   《地震災害情報》   %%%%%%%%%%%%%%%%%

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%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%

○大都市大震災軽減化特別プロジェクト総括シンポジウム
日時:平成18年12月21(木)-22日(金) 9:30〜16:30
場所:東京国際フォーラム・明治安田生命ビル丸の内 MY PLAZA(東京・有楽町)
主催:文部科学省・防災科学技術研究所・東京大学地震研究所・京都大学防災研究所
   国際レスキューシステム研究機構
概要:文部科学省では、首都圏や京阪神などの大都市圏において、大地震が発生した
   際の人的・物的被害を大幅に軽減するための科学的・技術基盤を確立すること
   を目的として、平成14年度より5年計画で「大都市大震災軽減化特別プロジ
   ェクト」(通称:大大特)をスタートさせました。本シンポジウムでは、本プ
   ロジェクトの主な成果についてご報告し、幅広い意見交換を通じてプロジェク
   トの成果取りまとめと成果普及のための機会としたいと考えております。
参加費:無料
申込:下記URLより
詳細: http://www.bosai.go.jp/ddt/index.html

○地震防災フォーラム'06 ー来るべき南海,東南海地震に備えて(4)ー
 (大阪平野における長周期地震動と長周期構造物の応答について)
主催:関西地震観測研究協議会
協賛:日本地震工学会,他
日時:2007年1月19日(金) 13:30〜16:45
場所:建設交流館グリーンホール(大阪市西区立売堀2-1-2)
参加費:5000円(学生2000円)
連絡先:関西地震観測研究協議会 事務局 溝上
    E-mail:mizokami@geor.or.jp, FAX:06-6578-6254

○文部科学省21世紀COEプログラム「第10回都市地震防災セミナー」
日時:平成19年1月26日(金)午後2時〜4時
場所:東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター
   1階国際会議室(東京都港区芝浦 3-3-6)
プログラム:
1) コンクリート構造物の地震被害−新潟県中越地震の事例から−
  二羽淳一郎 教授
2) 災害と人間行動−ジャワ島中部地震被災者のインタビュー調査から−
  大野 隆造 教授
参加費:無料(参加者には資料配布)
定員:100名
申し込み・問合せ先:東京工業大学都市地震工学センター 
TEL:045-924-5576  FAX:045-924-5199 office@cuee.titech.ac.jp

○震災対策セミナーIN神戸
主催:(財)神戸国際観光コンベンション協会,(財)神戸市防災安全公社
後援:日本地震工学会,他
日時:2007年1月18日(木)〜19日(金)
場所:神戸国際会議場(神戸市中央区港島)
詳細: http://www.kcva.or.jp/convention/index.html(準備中)

○震災対策技術展
 横浜会場:2007年2月1日(木)〜2日(金),パシフィコ横浜
 大阪会場:2007年5月23日(水)〜24日(木),インテックス大阪
 詳細:http://www.exhibitiontech.com/etec/

○第26回震災予防協会講演会
 身近な地震・火山の学び方 ーエンターテイメントから探る防災へのヒントー
主催:(財)震災予防協会
後援:日本地震工学会,他
日時:2007年2月2日(金) 13:00〜17:00
場所:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい)
参加費:1000円(資料代含む)
定員:200名
詳細:http://www.aedp-jp.com/

○第56回理論応用力学講演会
主催:日本学術会議 「機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会」
共催:日本機械学会、日本地震工学会、など
日時:2007年3月7日(水)-9日(金)
場所:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
講演申込締切:2006年10月17日(火)
詳細:http://www.jsme.or.jp/nctam/

○震度計の設置促進と震度データの利用高度化に関するシンポジウム
 主催:土木学会(担当:地震工学委員会震度計の設置促進と震度データの利用高度
    化に関する研究小委員会)
 共催:日本地震工学会
 場所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷1丁目)
 日時:2007年3月16日(金)
 詳細: http://www.jsce.or.jp/committee/eec2/index.html

○6th International Conference on Earthquake Resistant Engineering Structures
 日程:2007年6月11日-13日
 場所:Bologna, Italy
 詳細: http://www.wessex.ac.uk/conference/2007/eres07
 Abstract:現在募集中(300words以内)
 Final Paper:アブストラクトによる審査の後に全論文提出

○ニュージーランド地震工学会大会
 性能設計をテーマに行われます。
 日程:2007年3月30日-4月1日
 全論文提出期限:2007年2月5日
 URL:http://www.nzsee.org.nz/

○International Symposium on Seismic Risk Reduction
 日程:2007年4月26日-27日
 場所:ルーマニア
 概要:主催のルーマニア地震災害軽減センターは、JICAの国際協力プロジェクト
    の一環として建築研究所が主体的に取り組んでいるものです。来年は1977
    年ルーマニア地震から30周年に当たり、またこの5ヵ年プロジェクトの最終
    年度となることから、このシンポジウムが企画されております。是非たく
    さんの方々の参加を賜り、シンポジウムがより有意義なものなるように、
    ご協力頂ければ幸いです。
 アブストラクト締切:2007年1月15日
 論文提出期限:2007年3月20日 
 詳細: http://cnrrs.utcb.ro/issrr2007/issrr2007.html

○ ASME(米国機械学会) Pressure vessels and piping division conference 2007
 日程:2007年7月22日-26日
 場所:San Antonio, Texas, US
 詳細:http://www.asmeconferences.org/pvp07/
 アブストラクト締切:2006年12月4日
 論文提出期限:2007年4月16日

○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
 http://www.jaee.gr.jp/event.html

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