ホーム日本地震工学会

日本地震工学会第22回理事会議事録(案)

A. 日時:2003年2月12日(水)17:00〜 20:00

B. 場所:建築会館301号室

C. 出席者
 出席者 土岐会長、石原次期会長、片山、工藤、濱田各副会長
     大町、北村、塩原、武村、中原、安田各理事
     北川監事
 委任状出席 小谷副会長、稲田、井野、川島、亀田、北田、
     小長井、鈴木、中島、西谷、松本各理事、岩崎監事
 欠席  なし
 
D. 提出資料
資料22-1 第21回議事録
資料22-2 会務報告(北田理事)
資料22-3 会計報告(北村理事)
資料22-4 第7回震災対策技術展収支決算報告(安田理事)
資料22-5 第2回国土セイフティネットシンポジウム収支決算報告(安田理事)
資料22-6 論文集編集委員会報告(川島理事)
資料22-7 会員入会申し込み状況(中原理事)
資料22-8 次期理事選任方法(中原理事)
資料22-9 13WCEE実行委員長 Anderson教授からの依頼書(土岐会長)
資料22-10 次期役員候補選挙について(塩原理事)
資料21-11, 12 欠番
資料21-13 第13回通常総会議案(中原理事)
資料22-14 「第11回鋼構造シンポジウム」協賛の御依頼(中原理事)
資料22-15 ICSDEEの後援に関して(安田理事)
資料22-16 会員増強について(中原理事)

E. 議事
1. 開会
 土岐会長が出席者が議決に必要な数を超えていることを確認の上、開会を宣言した。

2. 前回議事録の確認(資料22-1)
 既に電子メールで配布された前回議事録が異義なく了承された。

3. 報告事項
(1) 会務報告(資料22-2)
 中原理事が1月8日より、2月7日までの会務報告を行った。 ニュースの配信、入退会の処理の他、
講演会の対応、会費自動引き落としの準備、CD-ROM作成の準備を行っていることが報告された。
(2) 会計報告(資料22-3)
 北村理事から、1月1日から1月31日までの会計報告があった。現預金管理表、収入・支出月毎推移図を確認した。一般事業費の支出が予算の10%に留まっているが最終的な見込みはどうなるか質問があった。論文のCD-ROM作成にさらに40万円程度支出される予定であると回答が行われた。また、CDは会員外に配布する予定か質問があり北村理事より配付できると回答された。

(3) 震災対策技術展収支決算報告(資料22-4)
 平成15年1月31日に実施された震災対策技術展の実施状況と、参加者は計103名であり、黒字となったことが、中原理事より報告された。

(4) 国土セーフティネット講演会収支報告(資料22-5)
 平成15年2月7日に実施された国土セーフティネット講演会の実施状況と、参加者が計197名で黒字となったことが、中原理事より報告された。

(5) 論文編集委員会(資料22-6)
 川島理事から提出された論文集の刊行状況に関する資料に基づいて中原理事から次のとうり報告があった。今年1月31日に第3巻第1号を刊行され次回号は2003年5月に刊行される予定。現在までの論文・報告の累積掲載数14。投稿総数は延べ22。掲載論文のうち4編が武村氏、3編が翠川氏からのもので、論文・報告の半分を占めた。コピー製本し表紙をつけた論文集1部が回覧された。

4. 議題
(1) 入会退会者の承認(資料22-7)
 中原理事より2003年1月の入退会の申し込み状況について報告があった。学生会員1、法人会員3と、退会申し込み3があった。すべて、承認された。

(2) 次期理事選任方法(資料22-8)
 土岐会長から次期理事選任方法について提案があった。来期退任の理事は、氏名、所属、連絡先、推薦理由添えて、2名の次期理事候補の推薦者を北田理事に電子メールで報告することとなった。また、本人の事前承認は不要とした。
 
(3) 次期WCEE参加者への寄付について(資料22-9)
 土岐会長より2004年8月1日から6日の会期でバンクーバーで開催予定の第13回世界地震工学会議の運営委員長のAnderson教授からの依頼文書が披露された。依頼内容は、発展途上国からの参加者に旅費の援助をするための基金に寄付を依頼するもの。この援助は第11回の世界地震工学会議から始ったもの。過去の経緯を検討した上で、地震工学会はどのように取り扱うか継続して審議することとなった。

(4) 次期役員選挙について(資料22-9)
 塩原理事より。次期役員選挙の実施計画報告があり、提案通り承認された。

(5) 研究委員会の発足について
 浜田副会長より口頭で研究委員会の発足について次のように報告があった。予定通り2つの研究委員会が発足の準備を始めることになり、ニュースと地震工学会のウェブページで会員に委員の公募を呼び掛けた。委員の応募は4名に留まったため、研究統括委員会でその対策を討議した。性能評価設計法については、川島理事が、地震動データベース構築関係は、工藤副会長が責任者となり、両研究委員会の組織と活動方針を提案し、その方針にしたがって発足することが提案され認められた。委員会の発足した後、委員の再募集をおこなう必要があるという意見がだされた。土岐会長から、研究委員会の活動を一早く開始することが重要であるということが強調された。

(6) 会員総会の準備について(資料22-13)
 中原理事より、平成15年5月22日に開催される通常総会のシナリオ案と議案書案が提出された。議案書作成の分担が次のように提案され承認された。1号議案(事業報告)中原理事。2号議案(平成14年度収支予算)北村理事・五老海氏。第3号(監査報告)両監事。第4号(選挙)塩原理事。第5号(役員選任)会長・次期会長。第6号(役員推薦委員会委員)鈴木理事・武村理事。第7号(規約規則改定)大町理事。第8号(選挙管理委員選任)塩原。第9号(新年度事業計画)各担当理事。第10号議案(新年度収支予算案)亀田理事。次回理事会には、可能な所から案を提出することとなった。最終案は、4月9日の理事会に間に合うように事務局に提出することとなった。
 通常総会の直前には、昨年と同じ形式の講演会と法人会員のパネル展示を行うよう事業企画委員会で検討するよう、安田事業企画担当理事に依頼することした。昨年実績は、講演会2名+パネル展示9社。
 通常総会後の懇親会は、キャッシュバー形式で総務担当理事が担当して行うこととした。

(7) 第11回鋼構造シンポジウムの協賛について
 中原理事より、2003年11/27〜28日の標記シンポジウムの協賛依頼があったことが披露され、特に異義なく承認された。

(8) その他
 平成15年の11/11〜13日に開催が予定されている「地震工学会大会」は、一昨年の第1回と同様に日本学術会議を会場とするためには、日本学術会議に共催を要請することが必要であるため、会場の選定を含めて早急に準備を始めるよう、委任状出席の鈴木大会担当理事に要請することとした。日本学術会議以外の会場としては、慶応大学の名前があがり、三田祭の期間中に会場を確保できる可能性があるとの意見が出た。
 土岐会長から、今年度の予算で、会員名簿を作成して、会員に郵送する提案の動議が提出され、全会一致の賛成で認められた。次回の理事会には、塩原理事が会員名簿案を提出し確認することとなった。地震学会名簿・震災予防協会を参考にし、法人会員のリストもつけることとした。

4. 懇談事項

(1) 後援承認後のICSDEEの状況について(資料22-15)
 安田理事より、日本地震工学会が後援することが認められている国際会議(ICSDEE)の日程が2004年1/7〜9に変更になったことが報告され了承された。

(2) 会員増強について(資料22-16)
 中原理事より、会員WG大江委員が作成した土木学会関係で地震工学会非会員を抽出したリストの一部が資料として提出された。これらの会員をどのように勧誘するか検討した。その結果、このデータから、発表者の割に会員が少ない機関のデータの抽出したリストの作成をWGに依頼することとした。建築関係も同様なリスト作成ができないか検討を依頼した。

(3) その他
 土岐会長から、毎日新聞の2月8日の記事「公益法人改革」が紹介された。記事のように、現行の公益法人制度が再編成され、届け出制で法人格を与える「非営利法人」制度が始まれば、法人化積立金は不要となり、本会の事業予算の立案の仕方に大きな影響があることが指摘された。また、総務部会で、来年度予算の大方針について検討することが要請された。

記録担当:塩原 等

議事録確認

         平成15年  月  日
           会長     土岐 憲三 印

         平成15年  月  日
           総務理事    大町 達夫 印

このページの上部へ