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地盤情報データベースを用いた表層地質が地震動特性に及ぼす影響に関する研究委員会

委員会設置の背景と目的

表層地質が地震動特性に及ぼす影響(Effects of Surface Geology,略してESG)に関する研究は,地震工学だけでなく,地震学,地盤工学,建物基礎の振動学などにも関係するテーマである。わが国におけるESG研究の歴史は古く,最近まで震災予防協会においてESG研究会が組織され,活発な活動が行われてきた。

ESG研究の一層の発展には,より広い地震工学分野からメンバーを集め研究委員会を構成し、表層地質が地震動特性や被害に及ぼす影響を研究することが重要であると考えられる。一方,最近では,表層地盤に関する各種のデータベースも利用しやすい形で整備されて,公開されている。

そこで,最近の地盤情報のデータベースを活用して,表層の地盤や地質が地震動に及ぼす影響を検討することを目的として研究委員会を立ち上げることにした。さらに,この研究会では,実際の地震被害と表層地盤との関係も研究し、被害を説明できる地盤増幅解析技術の可能性も探りたい。

設置期間

2010年12月20日 ~ 2013年12月20日

設置期間中の活動計画

●委員会開催(年4回程度)
●年次大会でのESG関連セッション企画
●ESG国際シンポジウムへの対応
●ESG国内シンポジウム開催

委員

●委員長
山中 浩明(東京工業大学)

●幹事
東 貞成(電力中央研究所)

●委員 工藤 一嘉(日本大学)
安田 進 (東京電機大学)
東畑 郁生(東京大学)
川瀬 博(京都大学)
纐纈 一起(東京大学)
岩田 知孝(京都大学)
久田 嘉章(工学院大学)
清木 隆文(宇都宮大学)
吉嶺 充俊(首都大学東京)
大井 昌弘(防災科学技術研究所)
長瀬 雅美(応用地質(株))
王寺 秀介(中央開発(株))
池浦 友則(鹿島建設(株))
早川 崇 (清水建設(株))
植竹 富一(東京電力(株))
南雲 秀樹(東電設計(株))
片岡 正次郎(国土交通省国土技術政策総合研究所)
松島 信一(京都大学)
横井 俊明(建築研究所)

議事と資料

第1回委員会(2011年6月22日)
第2回委員会(2011年9月16日)
第3回委員会(2011年12月21日)
第4回委員会(2012年3月22日)
第5回委員会(2012年9月7日)

ワークショップ開催報告

「東北地方太平洋沖地震の地震動と地盤」に関する国内ワークショップ開催報告(2013年2月15日)

 

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