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日本地震工学会第26回理事会議事録(案)

A.日時:2003年6月13日(金)17:30〜20:30

B.場所:建築会館302号室

C.出席者

出席者: 石原会長、濱田、工藤、大町各副会長
高田、壁谷澤、桑野、國生、藤田、稲田、北田、清水、吉田、鈴木(哲)各理事
委任状出席: 入倉副会長、北川副会長、小長井、鈴木(祥)、井野、武村、西岡、亀田各理事、
岩崎、柴田各幹事
欠席: なし


D.提出資料

資料26-1 第25回議事録
資料26-2 会務報告(北田理事)
資料26-3 2003年5月分会計報告(五老海氏)
資料26-4 第3回総会議事録の確認(北田理事)
資料26-5 今年度役員の分掌について(石原会長)
資料26-6 年間の理事会の開催予定について(吉田理事)
資料26-7 平成15年度学会活動について(各委員会担当理事)
資料26-8 最近の地震への対応について(清水理事)
資料26-9 各委員会委員への委託について(北田理事)
資料26-10 入会者、退会者の承認(稲田理事)


E.議事

1.開会
 石原会長が出席者が議決に必要な数を超えている事を確認の上、開会を宣言した。
 今期から総務部会を理事会に先立ち開催し、理事会の議事次第を準備する事とした。

2.前回議事録の確認(資料26-1)
 既に電子メールで配布された前回議事録が異議なく了承された。議事録は基本的には事前にメールで確認する事とする。また、議事録は今までの習慣にのっとり、ホームページには記載しない事とした。

3.報告事項
(1)会務報告(資料26-2)
 北田理事から資料で2003年5月の会務状況の説明があった。入会申し込みについて迅速な対応をするために、新入会員については理事会に諮って承認して頂くことになっていたが、総務部会で承認後、理事会に報告する事としたい旨の説明があり、その方向で今後進めていく事を確認した。(除名の履歴はのある者を除く)但し、会員理事においては、理事会において会員状況について報告する事とする。
(2)月次会計報告(資料26-3)
 五老海氏より2003年度5月分の会計報告があった。また、平成14年度の損益計算表等の作成について税理士に依頼し、10万円の請求があるため、予備費からの支出をする必要があることが報告され、理事会で支出が承認された。現預金の合計が2003年5月31日現在で24,023,464円であった。
(3)第3回総会議事録の確認(資料26-4)
 北田理事より議事録は既にメールで配信し、承認済みである旨の報告がなされた。
(4)その他
 二重チェックを行う目的から、次回より会計理事から会計報告を行って頂く事になった。

4.議題
(1)今年度役員の分掌について(資料26-5)
 石原会長より新任理事に対して委任状が配布された。新任会長、副会長についても委任状を発行する事とする。また、今年度の役員の分掌について承認された。
(2)年間の理事会の開催予定について(資料26-6)
 理事会は以下の日程で17:30より開催する事とする。場所は基本的に建築会館とする。なお、総務部会は原則月1回開催とする。7月17日(木)、9月4日(木)、11月12日(水)、12月19日(金)、1月16日(金)(新年会含む)、3月19日(金)、4月16日(金)、5月12日(金)とする。総会は5月18日(水)または19日(木)とし、場所は濱田副会長が早稲田大学にて確保できるか確認する。
(3)平成15年度学会活動について(資料26-7)
 北田理事より「平成15年度学会活動について」説明が行われた。また、平成15年度学会活動計画に沿って各担当理事より説明が行われた。
 次回理事会までに委員会名簿の見直し及び各委員会のアクションプランを担当理事が次回までに作成する事とする。(欠席の場合は総務理事まで事前に資料を送付する。)
@会員委員会
稲田理事より説明
A広報委員会
工藤副会長より説明
B会誌編集委員会
今後、広報委員会との統合を含めて藤田理事にて検討していく。
C論文集編集委員会
 論文集やJAEEイヤーブックの非会員への公開・非公開のルールについて整理する必要がある。案を作って次回提示する。
D事業企画委員会
國生理事より説明
E年次大会実行委員会
桑野理事より説明。次回に年次大会概要について説明して頂く。
F研究総括委員会
濱田副会長より説明。高田理事、壁谷澤理事を新委員とする。
・「基礎地震系」、「モニタリング・センシング」の2研究委員会を新たに立ち上げたい。次回提案を行う。
・地震被害の調査について、アルジェリア地震について土木学会等と協力して進めていきたい。今後、横断的な学会である特徴を活かして、地震調査結果を深く分析していく。
・各研究委員会の計画については、研究統括委員長又は主査から理事会で報告して頂く。
・特に既2研究委員会についてはシンポジウムの開催等、具体的な計画を提案して頂く。
G国際委員会
 壁谷澤理事より説明。EERIとの協定締結については現在実行中。13WCEEに向けてEERIとの協調を早く実現したい。できればT.O’ruke 会長を招聘してシンポジウムでサインアップする。
H総務幹事会
 サーバー運用委員会について吉田理事より説明。各委員会より2名以上の委員を出して頂いている。
(4)最近の地震への対応について(資料26-8)
 清水理事より資料について説明。石原会長より、各学会の動きについて説明され、今後の対応について提案があり、承認された。
@宮城県沖地震調査
・建築学会 個別に調査するが、学会としての活動はしない。
・土木学会 調査団派遣、報告会を開催したい。
・地盤工学会 調査団派遣
・日本地震工学会 特に動きなし、今後いかに成果をとりまとめていくかが鍵
Aアルジェリア地震調査
・建築学会 調査に行く希望者はいない。壁谷澤理事の教室の留学生は調査に出ている。
・土木学会 調査希望者あり、100万〜150万の費用を出して派遣する可能性有り。7月中旬出発予定。現地の世話は、日揮殿又は清水建設田蔵氏の知人を考えている。
・地盤工学会 アルジェリア地震工学研究センターを世話役として何らかの形で予算の1/3程度を支出し、1人〜2人派遣したい。時期は土木学会とあわせ7月中旬としたい。会長指名とする。
B報告会の開催
建築・土木・地盤・機械工学会に打診して、両地震の共同調査報告会を日本地震工学会にて実施したい旨連絡し、了承されれば実現したい。次回幹事会に再度報告する。
(5)各委員会委員への委託について(資料26-9)
 北田理事より、各委員会委員への委嘱について説明があった。不都合があればメールで北田理事に連絡する。なお、報酬については、「なし」とする。
(6)入会者、退会者の承認(資料26-10)
 稲田理事から、正会員の入会2名、退会3名の申請と、学生から正会員に移行の申請3名があったこと、法人入会1社の申請があった事が報告され、入退会がすべて承認された。承認後の会員数は、正会員1,285名、学生会員41名、法人会員66社となった。
(7)他学協会との協力等
・國生理事より以下の提案があり了承された。
@共催名義の使用について         (社)電力土木技術協会主催「液状化による地盤流動と構造物の挙動、設計法に関するシンポジウム」
A後援名義の使用について「第八回震災対策技術展2004」
・科学振興事業団より「著作類処理に関する依頼について」通知があり、日本地震工学会として6月20日迄に返答する必要ある旨、報告があった。会誌と論文集について返答をしていく。
(8)その他
なお、石原会長より“State of the Art Report”の作成について提案された。
@日本地震工学会が主導でまとめていき、13WCEEに間に合うように作成したい。
AEERIと共同で実行したい。ただし、時間的に非常に厳しい
B委員会を作って、その中で実務を進めていきたい。
・濱田副会長がリーダーとなって進めていく事とする。
・前回の資料を濱田副会長にお送りする。

5.懇談事項
(1)会員増強について
 メールで意見を稲田理事に報告する事とする。
(2)EE懇談会を受けた当学会の対応について
 石原会長よりEE懇談会を日本地震工学会から引き継いでいけるか検討している旨の説明がなされた。日本地震工学会の中に会長懇談会(仮称)を設置し、会長、前会長、場合により副会長、総務(1名)等をメンバーとしてスタートし、国際会議に対して日本の学会としてどういう戦略を持って臨んで頂くかを検討したい。
 次回、一般規則改正を含めて議題として正式に大町副会長より提案する。IAEEのNational Delegate選定については会長懇談会にて推薦し、理事会で決定する事とする。
(3)その他
 交通費の精算方法については、今後必要な方について後日の口座振り込みとする事を提案。次回再度提案する。

6.次回議題
・平成15年度学会活動についての各委員会メンバー及びアクションプラン(各担当理事)
・最近の地震への対応についての具体案(石原会長)
・次回総会開催場所(濱田副会長)
・交通費精算方法(総務理事)
・会長懇談会(大町副会長)




記録担当:清水

議事録確認


平成15年    月    日

会長 石原 研而  印


平成15年    月    日

総務担当理事


              

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