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日本地震工学会第52回理事会議事録(案)

A.日 時 2006年5月12日(金) 17:30〜19:30
B.場 所 東京機械本社ビル第6会議室
C.出席者
出 席 者;  小谷会長、大町次期会長、川島、河村、安田各副会長、塩原、青木、
五十嵐、東畑、中村、目黒、平田、田蔵、年縄、渡辺、坂本各理事、
後藤監事
委任状出席;  鈴木副会長、小林、橋本、林、風間、森下各理事
オブザーバ出席;  鴫原事務局長
D.提出資料
資料52-1前回議事録(坂本理事)
資料52-2会務報告(坂本理事)
資料52-3監事監査報告(五十嵐理事)
資料52-4名誉会員推挙候補者内諾報告(坂本理事)
資料52-5入退会者について(橋本理事)
資料52-6委員の委嘱について(坂本理事)
資料52-7共催・後援・協賛について(坂本理事)
資料52-8次世代型地震工学研究施設のあり方に関する研究委員会設立案(川島副会長)
資料52-9会誌編集委員会(森下理事)
資料52-10第6回通常総会資料(坂本理事)
資料52-11第6回通常総会シナリオ(渡辺理事)
資料番号なし新規研究委員会(地盤と基礎構造におけるライフサイクルコスト戦略の研究)の提案(東畑理事)

E1.前回議事録の確認(坂本理事、資料52-1)

坂本理事より、既にメールで配布された議事録(案)の要点が報告され、誤字修正の上、承認された。討議及び修正は以下の通り。

  • 英文レター雑誌の検討を総会資料の平成17年度事業報告(p.5の(7)論文編集委員会)に入れる。
  • 誤字修正:E4(7)タイトルは「研究委員会設立案」。

E2.報告事項

(1)会務報告(渡辺理事、資料52-2)

坂本理事より報告された。

  • 日本地震工学シンポジウムについて、大町次期会長より補足があった。Web受付の不具合で締め切り後に受け付けたものもあるので、論文数は382である。津波に関する論文が少ないために投稿依頼しており、もう少し論文数が増える可能性がある。

(2)監事監査報告(五十嵐理事、資料52-3)

五十嵐理事より報告された。

  • 基本的に適正に執行されていると判断した(後藤監事)。

(3)名誉会員推挙候補者内諾報告(坂本理事、資料52-4)

坂本理事より報告された。報告は以下の通り。

  • 候補者9名全員の内諾を受けた。総会時の推挙式には5名が出席する。
  • 吉見先生の名前を確認する。

E3.議案

(1)入退会者について(橋本理事、資料52-5)

坂本理事より報告され、資料通りに承認された。この結果、正会員が1,225名、学生会員が37名、法人会員86社となった。以下の意見があった。

  • アメリカEERIの会員数は1,500人である。正会員以外の会員もいるため、直接的には比較できないが、本会の会員数約1,200名は少ないとは言えない。この人数で活動していけるはずである。

(2)委員の委嘱について(坂本理事、資料52-6)

坂本理事より地震災害対応委員会の委員について報告され、承認された。討議は以下の通り。

  • 任期は5月いっぱいである。地震災害対応委員会は本会の活動に重要な事業を担当する常置委員会であり、委員任期の区切りで活動が中断しないように配慮されたい。平成18年度の委員については改めて検討する。但し、基本的には現委員に新委員を加える方向で考えており、6月以降に立ち消えになることはない。
  • 委員会の内規については、委員長、副委員長に依頼する予定である。

(3)共催・後援・協賛について(坂本理事、資料52-7)

坂本理事より以下の2件の共催について報告された。

  • 東京いのちのポータルサイト、第4回耐震補強フォーラム −耐震補強の国民運動をめざして−
    • 共催依頼であるが、主催団体の中に日本地震工学会が含まれている表現は分かりにくい。
    • 経費負担せずまた実行委員会に委員の派遣をしないという理解のもとに、共催団体のひとつとして地震工学会が名を連ねることを承認した。
  • 日本学術会議機械工学委員会、理論応用力学講演会(第56回)
    • 「共催依頼」と「副幹事としての活動と委員2名の推薦依頼」のふたつの依頼である。
    • 共催を承諾すると、分担金15,000円の請求書が送られてくるが、これまでは費用も委員も出さない条件で共催を承諾してきた。今年も同じように、費用を負担しない条件で共催を承諾する。
    • 副幹事と委員2名の推薦については、鈴木副会長と総務理事に一任する。

(4)次世代型地震工学研究施設のあり方に関する研究委員会設立案(川島副会長、資料52-8)

川島副会長より報告され、委員会設置が承認された。討議は以下の通り。

  • 公募で若手および企業の人に入ってもらうのがよい。
  • 強震計の記録等の観測記録は現時点では対象としていない。実験結果に限る予定である。
  • 委員会名の「研究施設」を「実験施設」にする。
  • 中島委員の所属を修正する。

(5)地震工学会の新規研究委員会の提案(東畑理事、資料番号なし)

東畑理事より提案され、委員会設置が承認された。討議は以下の通り。

  • 地震を対象としていることをもっと明らかにすべきである。
  • 研究実施の費用を得るために、必要に応じて外部資金に応募することも考えられる。
  • 必ずしも期間を短く(2年に)する必要はなく、良い成果を出してもらいたい。
  • タイトル「地盤と基礎構造」を「土構造物」とする。
  • 建物の杭基礎の修復には新築時の4〜6倍の費用がかかる(後に、12〜13倍の費用が必要となる場合もあることがわかった)。また、道路が被災した場合には道路内に敷設されている通信設備も被災する。これらのことを考慮するとよい。

E4.懇談事項

(1)会誌編集委員会(森下理事、資料52-9)

坂本理事より報告があった。以下の意見があった。

  • 次号の締め切りは6月末である。E-defenseについて今後の予定を紹介できると良い。

(2)第6回通常総会資料(坂本理事、資料52-10)

坂本理事より報告され、各種修正が指摘された。担当理事は、修正があれば5月15日(月)までに総務幹事に連絡する。

(3)第6回通常総会シナリオ(渡辺理事、資料52-11)

渡辺理事より報告された。報告および討議は以下の通り。

  • 現在、委任状500通と出席60名の返信があり、総会が成立することが確実となった。
  • 法人会員のパンフレット提供申し込みが11社となっている。
  • 総会の議事録を中村理事にお願いする。
  • 名誉会員には16:30からの出席を案内している。当日の対応を河村副会長、安田副会長、鈴木副会長にお願いする。

(4)サンフランシスコ地震100周年会議報告(目黒理事、資料なし)

目黒理事よりEERIのサンフランシスコ地震100周年会議の報告があった。報告及び討議は以下の通り。

  • 三千人を超える参加者で盛会に終えることができた。本会のセッションも立ち見ができるほど盛況であった。但し、2005年の神戸での会議の時はEERIが大きく貢献してくれたが、今回の本会の貢献を同じように評価してくれたかはわからない。小谷会長からEERI会長に協力の打診をしたが、要請が無かった。
  • 次に貢献する国際会議としては、WCEEが考えられる。

 記録担当;坂本
 議事録確認
     平成18年  月  日
        会長 小谷 俊介
     
     平成18年  月  日
        総務担当理事

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