ホーム日本地震工学会

一般社団法人 日本地震工学会 第3回理事会議事録

A.日 時

  • 2010年9月22日(水) 17:00〜19:00

B.場 所

  • 建築会館302会議室

C.出席者

  • 久保会長、中島副会長、運上副会長、中村、高田、東、保井、佐藤、栗田、藤田、境、鹿嶋、木全、飯場、庄司、澤本各理事
  • 欠席:東畑副会長、倉本、山中各理事、井上監事
  • オブザーバ出席:鴫原事務局長

D.提出資料

  • 資料3-01:  第2回 理事会議事録の確認(澤本理事)
  • 資料3-02:  会務報告(中村理事)
  • 資料3-03:  会計報告(高田理事)
  • 資料3-04:  JAEE 受託研究取扱内規(飯場理事)
  • 資料3-05:  会誌発刊について(境理事)
  • 資料3-06:  入退会者(保井理事)
  • 資料3-07:  共催・後援・協賛等(中村理事)
  • 資料3-08:  委員委嘱について(中村理事)
  • 資料3-09:  会員規則(中村理事)
  • 資料3-10:  総会規則(中村理事)
  • 資料3-11:  選挙規程(佐藤理事)
  • 資料3-12:  地震災害調査積立金取り崩し(高田理事)
  • 資料3-13:  会長候補,幹事候補選挙について(佐藤理事)
  • 資料3-14:  日本学術会議のアンケートについて(中村理事)
  • 資料3-15:  平成22年度事業企画及び報告について(木全理事)
  • 資料3-16:  平成23年日本地震工学会大会について(山中理事)
  • 資料3-17:  地震工学会10周年記念式典式次第(案)(倉本理事)
  • 資料3-18:  理論応用力学講演会(第60回)開催(倉本理事)

E1.報告事項

(1)議事録の確認(澤本理事、資料3-01)

 第2回議事録(案)について、確認がなされた。

  • E2.(2)の文中で、「施工日」→「施行日」と修正。
     →上記部分を修正したものをHPに掲載。(澤本)
  • J-Stageについては、今年度より運用開始予定である。(栗田)
  • 文科省 若手科学者賞候補推薦の件で、推薦締切りが過ぎており、申し込みができなかった。(鴫原)
     →今後は、このような事が無いようにするためにも急ぐ議案については、メール審議を活用すること。(久保)

(2)会務報告(中村理事、資料3-02)

 中村理事より、会務報告について説明があり、確認された。

(3)会計報告(高田理事、資料3-03)

 高田理事より、平成22年7月1日から平成22年8月31日までの会計報告について説明があり、確認された。

  • 年次大会論報集および地震データ等の販売により雑収入が大幅に増加した。(高田)

(4)JAEE 受託研究取扱内規(飯場理事、資料3-04)

 飯場理事より、受託研究取扱内規(案)が示され、確認された。

  • 受託研究費に関して、相手方によって費用が決まっている等の都合が悪いことは生じないのか。また、一般経費の500万円と1000万円での連続性を確保することが必要である。(久保)
     →契約書の方が内規より優先するとの主旨を記入する等で対応したい。また、一般経費の連続性を確保する方向で修正したい。(飯場)
  • 第2条2項で、「受託できる機関」→「本会で受託できる機関」と修正した方が良い。(久保)

(5)会誌発刊について(境理事、資料3-05)

 境理事より、会誌の発刊について説明があり、次号(13号、2011年1月号)と次々号(14号、2011年7月号)は日本地震工学シンポジウムのスペシャルセッション(この10年の被害地震、この10年の地震工学の動向と発展)を基にした特集となる旨の報告があった。

  • 次号(13号)で通常より20ページ程度増える可能性があり、印刷費と運送費が1〜2割り程度多くなる見込みである。(境)
     →適切な時期に費用がどの程度かかるのかを理事会にて報告して頂きたい。(中村)
  • 10周年記念式典との関連で、倉本理事とは相談しているのか。(久保)
     →日本地震工学シンポジウムのスペシャルセッションの2つのセッションとも会誌の特集号とすることになっている。(境)

E2.議案

(1)入退会者について(保井理事、資料3-06)

 保井理事より2010年9月現在、入会申込者6名(正会員6名)+1社(法人会員)、転格者2名(学→正)、退会者12名(正会員4名、学生会員8名〔内、転格2名〕)、逝去者1名(正会員)について報告され、承認された。

(2)共催・後援・協賛等について(中村理事、資料3-07)

 中村理事より、共同主催(1件)と後援依頼(3件)の報告があり、後援依頼の3件については、理事会にて承認された。

  • 共同主催は、第10回International Workshop on Seismic Microzoning and Risk Reduction(IWSMRR)についてのものであり、国際委員会でメール審議し、共同開催は良いとのことになった。日本地震工学会は助成金の受け皿となる可能性がある。(藤田)
     →共同主催としての内容は問題ないが、助成金等の手続き上の問題がある。(久保)
     →手続き上の問題については、引き続き、国際委員会で検討を行う。(藤田)

(3)委員委嘱について(中村理事、資料3-08)

 中村理事より、「原子力発電所の地震安全問題に関する調査研究委員会」の委員の委嘱について報告があり、理事会にて承認された。

(4)会員規則および総会規則について(中村理事、資料3-09〜10)

 中村理事より、会員規則(案)および総会規則(案)の報告があった。

  • 会員規則(案)では、「除名後の3年間は再入会を認めない(第5条2項)」「会費は原則として、4月30日までに納付(第9条)」の記述としたが、問題はないか。
     →除名は会費未納とは異なるので、会費未納の場合には未納分の会費を支払う等の記述を加えた方が良い。除名については3年間で良いと考える。(久保)
     →会費の納付については総会との関係もあるが、3月31日とするのが良い。(久保)
  • 両規則とも、1週間程度、内容を見て頂き、修正点等があれば、中村理事または事務局へ連絡をして頂きたい。また、上記で承認されたものは(案)をとり、本会HPにアップロードすることとする。(久保)

(5)選挙規程について(佐藤理事、資料3-11)

 佐藤理事より、選挙規程の修正点についての報告があった。

  • 第7条(当選人の決定)には、立候補者数が定員と同じ場合の記述が無いがこれで良いのかを審議頂きたい。(佐藤)
     →立候補者数が定員と同じ場合の記述は不要と考える。(久保)
  • 第12条(役員候補推薦委員会の任務)について、メール審議の際に運上副会長からコメントがあったが、このような表現でよいのか。(佐藤)
     →前総務理事の犬飼氏とも相談し、推薦人数等の追記については入れない方が良いとの意見を頂いた。可能であれば、現状の表現のままとしたい。(澤本)
     →人数等を記入する必要はないのではないか。文中の「選挙の便宜に供する」のように、状況に応じて、役員候補推薦委員会の判断に任せる形とするので、文章はそのままで良いと考える。(久保)
     →推薦委員会の状況を把握できたので、特に原文で問題はない。(運上)
  • 役員選挙は基本的に複数にて行いたい。(久保)
     →現状では、推薦委員会からの候補者とその他の立候補の締め切りが9/30と同じとなっており、立候補者が少ない場合に、推薦委員会から推薦する等の対策を行うことはできない。(佐藤)
     →米国の学会等では、学会が推薦する候補とその他の立候補者との形で選挙が行われる。本会ではどのような方針とするのか、役員候補推薦委員会のあり方等も含めて考える必要がある。(中島)
  • 立候補者に関して、選挙時に推薦委員会からの推薦者とその他の立候補者が分かるようにするのか、それとも区別しないのかを審議頂きたい。(佐藤)
     →候補者は区別しない方向で選挙を実施する。(久保)

(6)地震災害調査積立金取り崩しについて(高田理事、資料3-12)

 高田理事より、「チリ地震災害調査に関する合同調査団」「チリ地震被害調査(津波)調査団」の調査費用支援のために「地震被害調査積立金規定」に則り「地震被害調査積立金」から68万円を取り崩す旨の報告があり、取り崩しについて理事会にて承認された。

E3.懇談事項

(1)会長候補、監事候補選挙について(佐藤理事、資料3-13)

 佐藤理事より、平成22年度の役員候補選挙に関するHPの更新状況について報告があった。

  • 役員候補推薦委員会を8/5に開催した。立候補推薦者については、会長候補(1名)、監事候補(3名)を予定している。(澤本)
  • 候補者数が定員と同じ場合には、投票を行うのか決める必要がある。(佐藤)
     →以前、会長候補が1名の時にも投票を実施したので、今回も同様に行う。(久保)

(2)日本学術会議のアンケートについて(中村理事、資料3-14)

 中村理事より、日本学術会議からのアンケートについて、本会のQ3に関する回答案が示され、確認された。

(3)平成22年度事業企画及び報告について(木全理事、資料3-15)

 木全理事より、平成22年度の事業企画および実施結果の報告があった。

  • 第15回「震災対策技術展」横浜・震災対策講演会については、(財)震災予防協会が講演会を主催していたが、本年度より本会が引き継ぎ開催することとなった。講演会名称は、第1回震災予防講演会の予定。経費は資料代のみである。(木全)
     →講演会名称に本会のアイデンティティを加える形で、日本地震工学会・震災予防講演会とする方向で検討して頂きたい。(久保)

(4)平成23年日本地震工学会大会について(山中理事、代中村理事、資料3-16)

 中村理事より、第1回からの日本地震工学会大会開催場所・会期の資料の説明があり、次回(第8回:2011年)の会場、会期について、大会組織委員会(担当:山中理事)を立ち上げ、検討する旨の報告があった。
 →会期については、例年通り、11月頃とし、会場選定を含め、大会組織委員会の方で進めていただきたい。(久保)

(5)地震工学会10周年記念式典式次第(案)について(倉本理事、代中村理事、資料3-17)

 中村理事より、地震工学会10周年記念式典式次第(案)について説明があった。

  • 歴代会長挨拶については、全員の方より承諾を頂いた。(鴫原)
  • 来賓祝辞(文部科学省(予定))について、具体的に決まっているのか。(久保)
     →プログラムが確定してから、文科省に打診する予定ですので、現在は決まっておりません。(鴫原)
     →文科省で受けて頂けない場合も考慮し、倉本理事と相談してみる。(久保)

(6)理論応用力学講演会(第60回)開催について(倉本理事、代中村理事、資料3-18)

 中村理事より、日本機械学会から理論応用力学講演会(第60回)の開催にあたり、副幹事学会として協力頂きたいとの要請があったとの報告があった。

  • 副幹事学会となることを承諾するのかどうか、また、承諾した場合には運営委員(2名)を推薦する必要があるので、審議頂きたい。(中村)
     →副幹事学会を受けることとしたい。また、運営委員は、機会学会からの要請と言う事もあり、高田理事と栗田理事にお願いしたい。(久保)
     →機械学会への回答については、事務局・鴫原事務局長より行う。


次回予定:  平成22年11月17日(水)正副会長会議15:00より、理事会16:00より(場所:つくばの予定)

記録担当:澤本

議事録承認
     平成22年11月17日
        会長 久保 哲夫
     
     平成22年11月17日
        総務担当理事 澤本 佳和

このページの上部へ