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JAEE NEWS No.158 2008/2/1 日本地震工学会ニュース No.158

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# JAEE NEWS No.158 2008/2/1 日本地震工学会ニュース No.158 #
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今年はいよいよ第14回世界地震工学会議の開催年となりました。オリンピック開催
後の、10月12―17日の間、北京郊外の温泉地である、九華山荘(Jiuha Grand Spa
and Resort)にて開催されます。世界各国より集まった約4600のアブストラク
トのうち、日本よりは、世界最多約800件の提出がありました。日本が地震工学
研究のメッカであることの証左かと思います。
 今年の1月中には、査読を終え、結果が順次発表される予定です。一方、スペシャ
ルセッションについては、現在28のテーマが取り上げられ、準備が進んでいます。
キーノート講義につきましても、最先端の情報を聴講できるよう、世界の代表的な
研究者にお願いすることになっています。さらに14WCEEにおきましては、論文発表
のみではなく、世界の関係研究機関の、現状を紹介する展示をお願いしています。
世界会議に参加すれば、自動的に世界の情報を手に入れられることを目指していま
す。いまからでも間に合いますので、関係機関の方は、是非ご協力ください。ポス
トコンファレンスツアーも企画されています。
 会議の開催される九華山荘は、温水プールもあるリゾート地で、北京市内へも近
く、また5つ星から2つ星までの新しいホテルがそろっています。是非ご家族や、学
生さんとともに、ご参加ください。登録費も中国側の配慮により、一人400米ド
ルと、格安になっています。世界の研究者に出会い・再会する最大のチャンスです。
 本論文及び事前登録の締め切りは、5月1日です。是非お忘れなくご参加ください。
関連情報は、“14WCEE”によりWeb Siteを検索いただければ、入手していただけ
ます。(副会長 家村浩和)


※ 日本地震工学会のホームページ:http://www.jaee.gr.jp/index.html

%%%%%%%%%%%%%  《日本地震工学会関連のニュース》  %%%%%%%%%%%%%

○2007年日本地震工学会論文集・特集号のCD-ROMの配布について
 このたび論文集編集委員会の事業として、2007年に発行した2つの特集号「震度
計と強震計データの利活用(3月号)」、および「住まいの地震安全性向上をめざ
して(7月号)」をCD-ROM化しました。会誌1月号配布(1月末発送予定)と併せて
全会員に送付させて頂きます。なおCD-ROMレーベル英文名称(Journal of Japan
Association for Earthquake Engineering)に誤りがありますが、内容には問題あ
りませんのでご容赦お願い致します。
                     日本地震工学会論文集編集委員会

○日本地震工学会論文集・特集号「情報共有による減災対策」の発行と
 論文・報告の募集について
 論文集編集委員会は表記特集号を発行し、同時に論文または報告の公募を行うこ
とにしました(2月末日締切)。1995年阪神淡路大震災では国・自治体・住民・企
業・ボランティアなどの協働による速やかな情報の収集と共有、および得られた情
報を有効活用するための減災対策が大きな課題となりました。このため震災後、国
や自治体で震度計ネットや緊急地震速報が運用され、早期被害推定システムや応急
対応支援システム、異なる機関での情報共有システムの構築、図上演習や発災対応
型訓練などの実践的な減災体制の整備など、情報共有による様々な地震防災および
減災対策の様々な試みが行われています。また2007年度大会ではオーガナイズド・
セッション「情報共有による減災対策」が企画され、多くの発表と活発な討議が行
われました。このため本特集号では当セッションで発表された論文に加え、関連す
る論文・報告を公募し、近年急速に進んでいる情報共有による減災対策の現状をま
とめ、今後の課題を展望することを目的とします。より詳細な情報は学会HPに掲載
されますので、参加を希望される方はそちらをご覧ください。
      特集号「情報共有による減災対策」編集委員会(委員長 久田嘉章)

○会誌のバックナンバー閲覧サービス開始のお知らせ
 これまでは、目次のみホームページに掲載していましたが、本文のpdfを会員専用
サイトに置き、会員の皆様にはバックナンバーを閲覧できるようにしました。
 下記で本文ダウンロードを選択ください。
  http://www.jaee.gr.jp/stack/mag-j/index.html

なお会員専用サイトに入る際、認証がありますので、下記のように入力ください。
 ユーザー名:会員氏名(間は空白)
 パスワード:七桁の会員番号
例えば会員番号:0012345、氏名:地震太郎さんの場合
ユーザー名:ZISIN TARO  パスワード:0012345 となります

○セミナー「強震動予測レシピ−新潟県中越沖地震や能登半島地震などに学ぶ−」
日 時:平成20年4月11日(金) 9:45〜17:00
会 場:大阪工大摂南大学大阪センター(大阪駅より徒歩5分)
主催:日本地震工学会、関西地震観測研究協議会
内容
(1) 強震動予測に必要な基礎概念(((財)地域 地盤 環境 研究所 香川敬生氏)
(2) 反射法探査と地盤構造のモデル化((株)阪神コンサルタンツ 山田浩二氏)
(3) 統計的グリーン関数法(大阪工業大学 堀家正則教授)
(4) 強震動予測レシピ(愛知工業大学 入倉孝次郎教授)
(5) 最近の被害地震などへの適用例(京都大学原子炉実験所 釜江克宏氏)
(6) 将来の大地震予測への適用例((株)ニュージェック 羽田浩二氏)
受講料:日本地震工学会および関西地震観測研究協議会会員:6,000円
(学生会員2,000円)
定員:100名(先着順)
申込方法:申込み用紙は日本地震工学会ホームページからダウンロードして、必要事項
をお書きのうえ、メールあるいはFAXにて日本地震工学会までお申込ください。
申込み・問合せ先:日本地震工学会事務局
108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館4階
電話:03-5730-2831   FAX:03-5730-2830
電子メール:office@general.jaee.gr.jp
詳細: http://www.jaee.gr.jp/event.html

○防災講演会「地震災害に備える〜地震情報の利用とわが家の地震対策〜」
日 時:平成20年3月9日(日)13:00〜16:30
会 場:鳥取県立図書館2階会議室(鳥取市尚徳町101)
内容
(1) 地震のはなしと地震情報について(前京都大学防災研究所 渡辺邦彦氏)
(2) 鳥取県の地震防災の取り組みについて(鳥取大学 西田良平教授)
(3) 地域とわが家の地震対策について(大阪市立大学 宮野道雄教授)
受講料:無料
参加申し込み: 当日直接会場にお越し下さい(定員100人程度につき先着順)
問い合わせ先: 野口竜也(鳥取大学工学部土木工学科) TEL&FAX: 0857-31-6097
詳細: http://www.jaee.gr.jp/event.html

○セミナー「地震発生確率 −理論から実践まで−」
日 時:平成20年4月22日(火)14:00〜17:00
会 場:建築会館ホール(東京都港区芝5-26-20 建築会館内)
主催:日本地震工学会
内容
(1)確率論的震源モデルと地震発生確率(東京大学地震研究所 島崎邦彦 教授)
(2)確率論的地震ハザードの算出方法(清水建設(株) 石川 裕 氏)
(3)確率論的地震動予測地図の社会的意義と使い方(防災科学技術研究所 藤原広行氏
受講料:日本地震工学会会員:3,000円(学生会員1,000円)
定員:130名(先着順)
申込方法:申込み用紙は日本地震工学会ホームページからダウンロードして、必要
   事項をお書きのうえ、メールあるいはFAXにて日本地震工学会までお申込くださ
   い。
申込み・問合せ先:日本地震工学会事務局
       108-0014 東京都港区芝5-26-20 建築会館4階
       電話:03-5730-2831   FAX:03-5730-2830
       電子メール:office@general.jaee.gr.jp
詳細: http://www.jaee.gr.jp/event.html

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JAEE NEWSのバックナンバーは
http://www.jaee.gr.jp/stack/back_number/index_2007.html で御覧いただけます.
JAEE NEWSへのお問い合わせ・ご意見は admin-n@news.jaee.gr.jp にお寄せください。
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入会・資料等の問い合わせは
事務局(office@general.jaee.gr.jp, 電話:03−5730−2831,FAX:03-5730-2830)にお寄せください。

%%%%%%%%%%%%%%%%%   《災害情報》   %%%%%%%%%%%%%%%%%

○2007年新潟県中越沖地震
下記に関連情報のリンク集を掲載しています。
http://www.jaee.gr.jp/disaster/2007/2007chuetsu_oki.html

%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%《関連情報》%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%

 防災科学技術研究所が、「アジア防災科学技術情報基盤の形成(DRH)」に関する
プロジェクトで、防災科学技術の登録募集を行っています。
 詳細:http://www.jaee.gr.jp/contribution.html

%%%%%%% 《行事案内行事予定・論文募集(関連学協会を含む)》%%%%%%%

○Conference on Challenges and Applications of Mathematical Modeling
 Techniques in Building Science and Technology (CAM2TBST)
 主催:Central Building Research Institute (CBRI), Roorkee, India
 日程:2008年2月7日〜8日
 場所:Roorkee(インド)
 アブストラクト締切:2007年12月7日
 論文提出期限:2008年1月7日
 詳細: http://www.cbri.org.in/index1.htm

○原子力発電所の耐震安全性・信頼性に関する国際シンポジウム
 主催:日本原子力産業協会、日本原子力技術協会、電力中央研究所
 協賛:日本地震工学会、他
 日程:2008年2月26日(火)〜27日(水)
 場所:新潟県柏崎市産業文化会館 文化ホール
 参加費:無料
 詳細:http://www.jaif.or.jp/

○第9回地震災害マネジメントセミナー
「長周期・長継続時間地震動への備えはできているか〜現代社会の盲点を探る〜」
 主催:土木学会
 後援:日本地震工学会、他
 日時:2008年2月28日(木)
 場所:土木学会講堂(東京都新宿区四谷)
 詳細は未定です。

○「統合化地下構造データベースの構築」第2回シンポジウム
 −データベースの連携で築く公共の地盤情報−
 主催:防災科学技術研究所
 共催:産業技術総合研究所、土木研究所、地盤工学会
 日時:平成20年2月28日 10:00〜17:00
 場所:日本科学未来館7F みらいCANホール
   東京都江東区青海2-41 日本科学未来館
 詳細:http://www.chika-db.com/index.html

○活褶曲帯における地震被害復興支援シンポジウム
 震災復興の最終章へ向けて
 2004年新潟県中越地震の教訓にもとづく地震減災への提言
 主催:土木学会
 後援:日本地震工学会、他
 日時:2008年3月1日(土) 13:00〜17:00
 場所:ホテルニューオータニ長岡(新潟県長岡市:長岡駅から1分)
 参加費:無料
 詳細:http://www.active-folding.com/

○防災研究フォーラム第6回シンポジウム
 テーマ:能登半島地震と新潟県中越沖地震から学ぶ
 主催:防災研究フォーラム、地震調査研究推進本部(事務局 文部科学省)
 共催:京都大学防災研究所、東京大学地震研究所、(独)防災科学技術研究所
 日時:平成20年3月15日(土)
 会場:東京大学小柴ホール(本郷キャンパス 理学部1号館)
 プログラム、参加申し込み、ポスター等(http://www.dprf.jp/をご覧下さい)

○活褶曲帯における防災シンポジウム
 2004年新潟県中越地震被害の教訓にもとづく今後の課題・対策への提言
 主催:土木学会
 後援:日本地震工学会、他
 日時:2008年3月21日(金) 9:15〜16:50
 場所:土木学会講堂等(東京都新宿区四谷)
 参加費:無料
 詳細:http://www.active-folding.com/

○International Conference on Earthquake Engineering and Disaster Mitigation
(ICEEDM08)
 主催:インドネシア地震工学会(IEEA)、Institut Teknologi Bandung
 日程:2008年4月14日〜15日
 場所:ジャカルタ(インドネシア)
 論文提出期限:2008年1月31日
 詳細: http://www.si.itb.ac.id/iceedm08/
   2nd Announcementが出ています!

○第57回理論応用力学講演会
 主催:日本学術会議 機械工学委員会・土木工学・建築学委員会合同IUTAM分科会
 共催:日本地震工学会、他
 日程:2008年6月10日(火)〜12日(木)
 場所:日本学術会議(東京都港区六本木7-22-34)
 趣旨:「理論応用力学講演会」は力学に関する最も権威ある世界の組織IUTAMの開催
    する国際会議の国内版として開催されてきました.力学が細分化する中で,
    各々の分野の先端的研究を集めて,幅広い力学研究の動向を確かめ合うこと
    が本講演会の目的です.本年度も,多くの力学の共通語を中心としたオーガ
    ナイズドセッションとパネルディスカッションを組み,ご要望にお応えした
    いと存じます.皆様の多数のご参加をお待ちしております.
 講演申込期限:2008年2月21日
 原稿提出期限:2008年4月17日
 詳細: http://www.jiban.or.jp/nctam/

○The 2008 Seismic Engineering International Conference commemorating the
 1908 Messina and Reggio Calabria Earthquake (MERCEA'08)
1908年にイタリアのシシリー島のメシナで大きな地震があり、8万人以上の死者を出し、
その結果、世界で最初の耐震設計用地震力を含む耐震規定が出されました。この地震の
100年を記念して、開かれる会議です。
 主催:Reggio Calabria大学、Messina大学、他(イタリア)
 日程:2008年7月8〜11日
 場所:Altafiumara Resort Conference Centre, Reggio Calabria(イタリア)
 論文提出期限:2008年3月1日
 詳細: http://www.mercea08.org/

○第5回 European Workshop on the seismic behaviour of Irregular and
Complex Structures
 主催:Catania大学(イタリア)
 日程:2008年9月16〜17日
 場所:Catania(イタリア)
 論文提出期限:2008年5月31日
 詳細: http://www.5ewics.dica.unict.it/

○第14回世界地震工学会議(14WCEE)
 日程:2008年10月12〜17日
 場所:北京
 詳細:http://www.14wcee.org/
 論文提出期限:2008年5月1日

○WCCE-ECCE-TCCE JOINT CONFERENCE EARTHQUAKE & TSUNAMI
 主催:WCEE,ECEE,TCCE
 日程:2009年6月22〜24日
 場所:イスタンブール(トルコ)
 アブストラクト締切:2008年4月30日
 論文提出期限:2008年10月31日
 詳細:http://www.imo.org.tr/eqt2009/

○その他の行事等は下記のページをご覧下さい.
 http://www.jaee.gr.jp/event.html

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