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地震工学分野における光ファイバーセンシングの応用に関する研究委員会

委員会設置の背景と目的

DASに代表される分布型光ファイバーセンシング(DFOS)は、光ファイバーケーブルに沿った地震動・振動・ひずみ情報を高密度に一括取得できる技術であり、地震工学分野において地震観測、地盤・構造物モニタリング、地震早期警報への応用が期待されている。一方、地震工学分野における適用事例はまだ少なく、計測品質や有効性の評価、計測例の体系的整理と課題抽出が課題となっている。さらに、データ共有・解析手法・検証基盤の整備、社会実装や官民連携に向けた指針の策定など、今後の展開に向けた多くの検討が必要となっている。そこで、DAS・DFOS計測・解析の実経験を有する研究者・技術者および今後の適用を担う専門家を中心に、産官学連携で以下を目的とした研究を行う。

・国内外の地震工学関連分野におけるDAS・DFOS測定・応用事例の集約・整理と技術的課題の体系的な抽出
・データ共有、ベンチマーク、解析プログラム共有を含む研究・実装基盤のあり方の検討
・地震防災・インフラ分野における社会実装とコミュニティ拡大に向けた課題整理

設置期間

2026年4月1日〜2029年3月31日

設置期間中の活動計画

・委員会を約4回/年の頻度で開催し、情報の共有と活動方針の審議を行う。委員を公募する。
・2029年3月までの3年間で成果報告書を取りまとめ、報告会を開催。
・2026年度には日本地震工学シンポジウムにてオーガナイズドセッションを開催。講習会・講演会も予定。
・2027年度には講演会を開催。

本委員会は、産学官の連携を前提とし、以下の2つのワーキンググループ(WG)を設置して検討を進める予定。WG1:DAS計測・解析事例の集約と技術的課題抽出
実際の計測・解析事例に基づき、DASの有効性と限界、未解決課題を整理する。
WG2:社会実装・データ共有・ベンチマークおよびコミュニティ形成に向けた提言
データ基盤、検証手法、解析ツール共有、官民連携の枠組み等を検討し、将来像を提示する。

委員

  • 委員長
    吉見 雅行(産業技術総合研究所)
  • 幹事長
    林田 拓己(建築研究所)
  • WS2主査
    片岡 正次郎(土木研究所)
  • 委員兼幹事
    長谷川 明紀(JR東海)
  • 委員
    藤原 広行(防災科学研究所)
    内藤 昌平(防災科学研究所)
    荒木 英一郎(海洋研究開発機構)
    井出 哲(東京大学)
    後藤 浩之(京都大学 防災研究所)
    鍬田 泰子(神戸大学)
    片上 智史(鉄道総合技術研究所)
    尾西 恭亮(土木研究所)

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